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【スマホ小説】ボス 26

ミスは取材して来た資料に目を通しながら首を傾げた。「バンホ先生の知り合いのスポンサーって誰なんだろう?」「付き合いを辿っても付き合いが多すぎて解り難いですね」とジホも資料をめくる。

資料をめくっていたジホの手が止まった。「あれ〜?この間の金ハヌルの映画のスポンサーとあの評論家が書いた雑誌出版社の大株主は同じ会社ですね」「えっ!どこ?」とミスはジホが指す資料を見た。

「本当ねー、良く見つけたわね」「いえ、スポンサーという事で、出版社の株主を探してたらこの企業の名前が一番上に載ってて、あれ?って思って映画のスポンサー欄を見たら上位に入ってたので…」

「確かにね…ちょっと待って…」と言うと「こっちも面白い現象があってね」と言うと芸能雑誌を開いて「あの嫌がらせをしたテレビ局にCM依頼を一番してるのも、あと…」と言うとパソコンの画面を指しながら「シンエミが所属するミレプロの筆頭株主もこの企業…プサングループよ」と言って画面に映るプサングループ のロゴを指で叩いた。

「そして我が『ショッキングトゥルース』にも多大な広告を出してますね」とジホが付け加えた。ミスはハッとしてパソコンをいじり出した。そして「やっぱり…」と言うと考え込んだ。

ジホは「先輩、どうしてんですか?」と急に黙り込んだミスを見て声をかけた。「このプサングループの役員名簿を見て」と言うと画面に映った名簿の中の名前を指した。

「この取締役の中にクチョロっているでしょ?この人、昔アイドルをやってたんだけど、その時金ハヌルとデートがバレて大騒ぎになった事があったのよ」「へぇ、そうなんですか?でも「やっぱり」ってなんですか?」「噂なんだけど、チョロさんはハヌルさんに振られたらしいのね。それを未だに根に持って、色んな嫌がらせをしてたみたい」

「嫌がらせですか…あ、もしかして…」「そうね、私もそれを考えたわ」と言うと「はぁ…」とため息をついた。「でもね、そのあと昔から彼のファンだったと言うプサングループの娘さんと結婚して逆たまに乗って芸能界は引退したんだけど…」と言って「まだ未練があったのね」と首を振った。その時後ろから…

続く

1 COMMENT

ジェラシー

へぇ~ 嫉妬かぁ~🤦‍♂️ そうだったんですね~
でも、その逆玉に乗った野郎は~ キ〇タ〇ちっちゃいね~💦
昔のことをぐちゅぐちゅネチネチと~😢 たぶん友達になれないタイプです~😜
チョロ~ チョロ~  28チョロは元気かなぁ~😞
んで? んで? そのネチネチチョロをボスがぶっ飛ばすの???🙌

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