久しぶりに街のファーストフードの食堂に行った。「食堂」という言葉は、少しレトロな感じだが、レストランというには、いささか庶民的な雰囲気のお店だ。
ちょっと遅めに帰ったので、外で食事をすることになったのだが、もう夕食の時間はとっくに過ぎているのに、空席は一席しかなかった。空いてるテーブルに座り注文をする。
ここはテーブルの端に小型のタブレットが置いてあり、これでオーダーするような仕組みになっている。
画面をつつき回して注文が完了した。待つことしばし。異様な物体がスルスルと近づいてくる。奇妙な形とロボットだ。私の席の横にとまってピーピー音を発している。
ロボットの中段あたりに収まっているのは、私が注文した料理だ。その料理を恐る恐る取り出すと、やがてロボットはくるりと反転し滑るように通路を去って行った。
これは「配膳ロボット」と言うのだろうか。 少し酔った中年客がやってきて、ロボットをしつこくなで回すと、突然ロボットが「そんなに触らないでニャー!」と声を張り上げた。 これには私が驚いた。
でも驚いたのは、配膳ロボットの登場ではない。店内のどのお客も、ごく自然になれた手つきでタブレットでオーダーし、配膳ロボットと接しているのだ。
料金を払おうとレジに行くと、いつもの人がいない。「セルフレジ」と表示されているのだ。 さらに「現金も可」と書かれた札が下がっていたのには驚いた。 そのうち「現金は不可」という看板に変わる日が、来るのかもしれない。
このロボット。一台に付き時給で換算すると、約92円だそうだ。これは人間よりも安上がりだね。
バーミヤンでは、もうそんなことになってるんだね💦
もう人間要らないじゃん~💦
ひょっとして厨房もロボットだらけだったりして~
時給92円?
完全に機械の勝ちだね。
ガストにもこのロボットいたよ。もうSF映画の場面が現実化してる感。運ばれて来た料理が冷たく感じたのは私だけかな?
私も初めて見た時は驚いて可笑しかった。じぶんで立ち上がって料理をとらなければならず、「なんだかな~」って感じだったけど、人件費削減かぁ、しかたないか。