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【投稿】色とりどりの「ホルモン」を食べる

最近は焼肉店までも、銀座の寿司屋みたいな客単価を取るようになって、人気の有名店にはおいそれと行けなくなってしまった。銘柄牛の奪い合いが熾烈なのだろうか。美味しい肉をリーズナブルに食べたいとは思うが、庶民にはなかなかハードルが高い。そんな時に、ホルモンは庶民の味方である。

豚のホルモンなんて食べません!」という女性に限って、実は食べたことがない。赤ちょうちんで、くたびれたおっさんが食べるものと思っているのだろうか。でも、くたびれたおっさんだからこそ、ホルモンが食べたくなるのであって、焼酎と共に胃袋に流し込めば、おっさんの明日への活力も沸くのだ。

豚の内臓はおろか、焼肉屋でそもそもホルモンを頼んだことがないという女子。そういう人間に限って、タンもハラミもホルモンだと知って驚くのだ。そんな無知な女性を連れて、最近流行りの「もつ焼き店」へ行った。

場所柄なのかくたびれたおっさんがいない。というか、私が最年長クラスみたいだ。年甲斐もなく「生搾りレモンサワー」を注文し、おまかせコースを注文した。

もつの煮込みが出てきた。スープの味を生かすため、味噌はコク出し程度にとどめている。場所からなのか「豚のホルモンなんて食べません」と言ってた彼女が、早くも「もつ煮込みの概念が変わった」と叫ぶ。

いよいよメインディッシュのホルモンが出てきた。

9種類の内臓が各々ベストに味付けされて、仕切りのあるお皿に分けて登場する。ホルモンも美しく新鮮さが目にも明らかだ。

七輪で店員が指示された順に焼く。タン、レバ、ハラミ、シロと言ったメジャーな部位 にシキン(食道)やココロ残り(心臓弁)などの希少部位もあって、あっという間に二人の内臓へ収まってしまった。

豚の臭みや嫌味はまるでなく、豚ホルモンの初心者も難なく完食できる。これはやみつきになりそうだ。

2 COMMENTS

ハム川さんが怒るよ💦

おお~旨そう💕👀
ここはどこですか?行ってみたいな~👀 料金はいかほど?
豚も捨てたもんじゃないもんね~👀
次回は私もつれてって~💕

軟骨大好き

最近ホルモン食べてないなぁ。
誰か一緒に行きませんか?割り勘で。

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