韓国政府は3日、石油・ガスの有無を確認するために、韓国東海沖で初のボーリング調査を行うことを発表した。
韓国産業通商資源省のチェ・ナムホ第2次官は「成功確率は20%と予想されている。専門家の意見だ。換算すれば、5つの試掘井のうち1つから出るという計算だ。以前に発見された東海ガス田は11つ掘って発見したという点を勘案すれば、非常に高い数値だ」と強調した。
韓国石油公社のキム・ドンソプ社長は「今回の探査結果は国内の諮問団や研究の権威らにより3重、4重で検証したものだ。試掘井1つに1000億ウォン程度投入されるが、過去に発見した東海ガス田のときのように10回以上試みる余力はない。効率的に、早く成功を収めることを期待する」と話した。
しかし石油・ガスの有無を確認するために、1カ所掘る度に1000億ウォン(約112億円)以上の予算がかかる。140億バレル相当の石油・ガスが慶尚北道の東海に面する迎日湾一帯に埋蔵されている可能性があるという米国アクトジオ(ACT GEO)のデータ分析が決め手となったが、一つの専門機関の分析のみに過度に依存して、開発事業の開始を決めたのではないかとの声があがっている。
まず、政府と韓国石油公社が、アクトジオのみに深層分析を依頼したことが批判の的となっている。分析の信頼度を高めるため、複数の機関に任せるべきではなかったのか。また、海底の地質と資源探査を専門とする国の研究機関である韓国地質資源研究院は、今回のプロジェクトには参加していないのだ。
石油公社が収集した基礎データの分析はもちろん、アクトジオがおこなった分析の検証作業にもまったくかかわっていないのだ。同研究院の匿名の関係者は「これまで様々な資源探査プロジェクトに石油公社と共に取り組んできた。今回は政府発表を見てはじめてこのようなプロジェクトがあることを知った」と話した。
これについて石油公社は、「1つの機関だけに分析を依頼するケースもある。今回のプロジェクトの場合は深海専門の分析が必要だったため、アクトジオに任せた」と語った。産業通商資源部は、「深海専門分析機関は多くない」と述べた。
一方、石油公社はこの日、アクトジオと同社を率いるビトール・アブレウ博士についての説明資料を発表した。オンラインで、アクトジオと同社のオーナーであるビトール・アブレウ博士の専門性に対する疑問が広がっているためだ。石油公社の資料によると、アブレウ博士は米国のエネルギー企業エクソンモービルで地質グループ長を務め、深海鉱区の評価を主導した、30年の経歴を持つ専門家だという。
エクソンモービル在職時には、最大の深海油田である南米ガイアナの鉱区の探査作業に主導的にかかわった。アクトジオの社員もエクソンモービルやシェルなどのグローバルメジャー石油開発企業の出身者で、深海探査分野の専門性がある、というのが公社側の説明だ。
また「アクトジオは様々な経歴の専門家たちがアブレウ博士を中心にプロジェクト単位で協業するかたちで働いている」と石油公社は強調している。米国堆積学会の韓国アンバサダーを務めるソウル大学のチェ・ギョンシク教授(地球環境科学部)はハンギョレに、ビトール・アブレウ博士を知っていると述べてから、「アブレウ博士は地質探査分野の碩学ではないが、この分野での経験が多いのは事実」だと語った。
アブレウ博士は5日に訪韓し、政府と石油公社の関係者に会うことになっている。5日にはアクトジオの本社住所が米国の一般住宅であることが明らかになり、「1人会社」「ペーパーカンパニー」ではないかという論争が巻き起こっている。
本社は、米不動産取引会社のウェブサイトに、家賃7000ドルの住居用賃貸物件として登録されているが、うさん臭さを感じるのは私だけだろうか。
騙されてるのかな? 一発でガスや石油が見つかれば良いけど👀
でも、この予算は、先に回すところがありそうな気がするけどね👀
このボーリングを打って何も出てこなければ、尹政権も終わるかもね~💦
騙されてるような気がするんだけどなぁぁ~👀
国際的な詐欺師もいるので、なんとも言えないけど、初めからおかしいね。
まぁ、国民がちゃんと監視しないとね。