【投稿】信用しすぎる自分

最近出かける前は、いつもあたふたしてしまう私。 約束時間が決まった外出で、バタバタせずに家を出られたことは、人生で3回くらいしかないかもしれない。 なぜだろう。私はずっーと生活がだらしなく、事前の準備が悪いからだと思っていました。

財布やスマートフォンが見つからないのは、置き場所を守っていないからで、着ようとした服にシミが見つかるのは、私の管理が粗雑だからといった具合に…。加えて出先ではトラブルに見舞われることも少なくない。予想外の渋滞や乗り換えの失敗など、地図を片手にグルグル迷ったりもする。

理由は何にせよバタバタの挙句に、遅刻をすることも少なくない。人を待たせるのは全くもってよろしくない。何とか改善したいと、準備開始を30分早めてみるのだが、なぜか準備が間に合わない。

長年の友人とその話をしていたら、「それはあなたが世界を信用しすぎているからだ」と不意を突かれました。 彼女いわく「思い通りになることなどはほとんどないのだから、予定通りに物事が進むこともない。それを理解していないからだ」という。

なるほど、私には確かに世界と自分を信用しすぎているきらいがある。挑戦しない代わりに失敗を恐れることもほとんどない。まあ何とかなると大抵思っています。と同時に、一度か二度の成功を標準的な結果とみなしがちでもあります。 読みが甘いのです。 世界と自分を過度に信用するからでしょう。 

そのおかげで良い結果を導けたことも多々あります。しかし、こんな副作用があったとはね。要はもっと慎重になるって事。そんな当たり前を知らずに、よくこの年までたどり着いたものです。私って運がいい。 

そして次のお出かけ。私は己を疑い、普段より30分早く用事を始め、お出掛けは20分早く出発することにしました。 目的地までの乗り換えも3パターン調べました。 

結果、目的地に5分遅れで到着。 駅から5分とネットには書いてあったけれども実際には10分もかかってしまいました。「10分前に到着するように設定したの おかしいな？」

まだまだ世界と自分を信用しすぎているようです。