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ジェイク・リー選手がプロレスの王者に輝く

全日本プロレスに所属するジェイク・リー選手(北海道初中高卒、32、本名・李在炅)が26日に東京・大田区総合体育館で行われた三冠ヘビー級選手権を制し、第64代三冠ヘビー級王者に輝いた。

三冠ヘビー級王座は歴史の深いPWF(太平洋沿岸レスリング連盟)ヘビー級、インターナショナル・ヘビー級、ユナイテッド・ナショナル・ヘビー級の3タイトルが89年に統一されたもの。全日本プロレスにおいてもっとも権威のあるタイトルとして知られており「全日本プロレスの象徴とも言える最強の証」(同社HPより)とされている。

この日の三冠ヘビー級選手権は、全日本プロレス「2021 Champions Night ~三冠統一の地から 50周年への飛翔~」のメインイベントとして開催。タイトルホルダーである諏訪魔選手(44)が返還したベルトを、ジェイク選手と全日本プロレスの看板選手で前王者の宮原健斗選手(32)、最年少奪還を狙う青柳優馬選手(25)ら3選手が巴戦形式で奪い合った。

試合前に行われた抽選の結果、第2試合から登場したジェイク選手はまず、第1試合で青柳選手を下した宮原選手と対戦。192㎝の長身から繰り出す威力抜群のハイキックや豪快なバックドロップなどで終始相手を圧倒し、勝利を収めた。

続く青柳選手との対戦では、連戦のダメージと疲労が残る中、序盤から技を立て続けにくらい窮地に陥るも、得意の打撃を浴びせて徐々に巻き返すと、最後は自身の必殺技である「D4C」(垂直落下式ブレーンバスター)を炸裂させて相手をマットに沈め、片エビ固めで3カウントを奪った。約19分に及ぶ熱闘を制したジェイク選手が2連勝を飾り、第64代ヘビー級王座を戴冠した。

在日同胞プロレスラーが三冠ヘビー級王座に就いたのは、第61代王者で学生時代に大阪朝高に通ったゼウス選手(37、本名・金繁優)以来、2人目となった。

北海道初中高時代、ウエイトリフティングの選手として数々の大会で名をはせたジェイク選手は、11年1月に全日本プロレスに入団し、同年8月にデビュー。ケガなどの影響により一時は引退するも15年6月に再デビューを果たして以降、世界タッグ王座(17年)、アジアタッグ王座(18年)などのタイトルを獲得し、実力を示してきた。今年5月には同団体ヘビー級選手らが出場するシングルマッチのリーグ戦「チャンピオン・カーニバル2021」も初制覇した。

この日の戴冠により名実ともに同団体のトップレスラーに躍り出たジェイク選手。試合後はPWFヘビー級、インターナショナル・ヘビー級、ユナイテッド・ナショナル・ヘビー級、そして3冠統一の4本のベルト掲げながらマイクを握り、会場につめかけた1480人の観客に向け「人生は挑戦だ。どんな形でも、諦めなければ形になる」と力強く語った。

※この記事は朝鮮新報から引用しました。

2 COMMENTS

イケメン好き

なかなかのイケメンですね💘
応援しまーーーす❣

北海道はキン肉マン?

北海道初中級学校は重量挙げが盛んなのかなぁ?
以前も重量挙げの女性選手がいたような…。

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