【思い出】新幹線車内での王様ゲーム

２０代後半に、神戸で大きな大会があり、前日の前夜祭から乗り込んで夜中まで大騒ぎ。翌日の本大会は二日酔いで居眠りしながら参加し、後夜祭でまた盛り上がり、そのまま新神戸から新幹線ひかりで東京に向かう車内での話です(まだ「のぞみ」は開通していない💦)。

若い男女１０人ほどの団体で、新神戸発の新幹線の自由席を必死になって確保した。疲れ果てて眠りたいグループと、まだまだ騒ぎたいグループに分かれた。当然私は盛り上がりグループで、三人席を回して向かい合わせで着席したが、５人のグループになってしまい、通路側の一つの席には知らないおじさんが座ることになった。車内販売でウイスキーの水割りを頼んで、わいわい盛り上がっていたが、そのおじさんは腕組みして眠っているので、静かめに騒いでいた。

すると、ちょうど紅葉シーズンの真っただ中で、新大阪と京都からこれでもかと乗客が増えて、通路に立ちっぱなしも居て、いわゆる200％の乗車率くらいの込みようだ。我々の仲間の一人が「大様ゲーム하자」と言い出した。ちょうどウイスキーの水割りに使う撹拌棒が５本あったので、そこに「王」と数字を書いてゲームが始まった。

最初は私が「王」を引けたのたので、「３番の人が自分の靴を持って、中の臭いを嗅ぎながら～いい臭い！」を立っている乗客に向かって３回アピールする！とやった。我々は大爆笑💦💦そして、また何回目かに私が「王」を引いたので、立ち上がって窓に写る自分の顔を見て「私って、ほんと綺麗！！」と３回アピール！とかなんかで、満員の車内でえげつなく大爆笑して盛り上がっていた。

すると、仲間の一人が「옆에　아저씨　웃고있다！」と言うので、皆が注目すると腕組みして下を向いて寝ている(ふり）。そしてゲームは続いて、罰ゲームで何度か大爆笑して、みんなですぐにその「아저씨」を見ると、目を閉じて寝ているのに、肩が微妙に揺れている。次の爆笑でも、아저씨を見ると肩が揺れている～。なので、その後は、我々の爆笑は時間差でその아저씨を見ながら二度爆笑することとなった💕

１時間ほども目を閉じながら、我々の爆笑に付き合ってくれたその「아저씨」は、さぞ良い夢を見ていたと思う～。我々の仲間になりたかったのになれなくて、寝たふりをするしかなったんでしょうね～💦

おかげさまで３時間強の新幹線の旅は、あっという間に新横浜について落ち着きを取り戻した～💕楽しかったなぁ～「王様ゲーム」と「笑いをこらえる아저씨」～💦。