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【投稿】韓国の大学入試の難問改革に思う

韓国ではいま、大学入試の試験問題について、尹錫悦大統領が「難問を出すな」と指示したことから、韓国の教育界は大きく揺れている。 なぜかというと「難問」を出さずに生徒たちを選抜するのがとても難しいからだ。

いま韓国で問題になっているのは、毎年11月に実施される、日本の大学入学共通テストに該当する「大学修学能力試験」(修能)だ。

日本の場合は、共通テストの結果で志望校を選定し、各大学で実施される個別の試験で合否が決まる。これに対して韓国では、個別の大学の筆記試験が禁止されている。ここで難問が出題されると、その準備のために受験生が塾や予備校に通って、対策を取るようになり、教育費がかかりすぎるというわけだ。

となると結果的に、修能の成績次第で入れる学校が決まってしまうのだ。このため試験日は遅刻しそうな受験生をパトカーが試験場まで送り届けたりと、毎年大騒ぎになる。

一方で、修能の試験問題を作成する教育課程評価院も大変だ。 優しい問題を出したら、優秀な受験生はみんなが高得点を取り、差がつかなくなるので、名門大学を目指す成績優秀者の中でも、差がつくような問題を作成するように、自然となってしまうのだ。

こうなると名門大学を目指している受験生たちは、高校の授業を受けているだけではだめだと、塾や予備校に通うようになり、結局、子供の教育にお金がかかりすぎるということになる。

こうした「難問」は、かつて日本でも大きな問題になっていた。そこで1979年から導入されたのが「国公立大学共通一次学力試験」いわゆる共通一次だ。大学入試センターに、全国の大学から先生たちが集められ、試験問題が作られる。 国立や公立大学を受験する生徒は、まず一次として共通試験を受け、それから志望校で実施される二次試験に臨む形にした。

また共通一次は、多数の受験生が短期間で採点を終えなければならないために、マークシート方式が導入された。当時は「まぐれでも点数が取れる方式」などと批判もされたが、実際にはよく練られた問題が出題され、難問や奇問は姿を消した。

しかし、韓国のようなキラー問題は出現しないで済んだが、それでも学校外での教育費の負担は、やはりどんどん重いものになっている。

また、学生のバランスの問題で考えると、頭が良い優秀な生徒ばかり入ってしまうと、学生の多様性が担保できないという問題もある。 首都圏の学生や地方の公立高校出身者にも均等にチャンスが広がるのが望ましいとも言えるのだ。そう考えると試験問題を作成するのは本当に難しいと思う。

その点、私が入った 通称「バカ田大学」は、在日コリアンなら誰でもほぼ入学できた国立大学であった。よっぽどのおバカではない限り、大学合格率はほぼ100%だったような気がする。

朝高もそうだったが朝大でも、すごく優秀な生徒や、勉強がまったくできない生徒、 四六時中寝てばっかりいる生徒など、学生の多様性は十分に担保されていた大学だった。

当時、勉強を一生懸命やったという記憶はないが、おもろい友達が全国からたくさん集まって来て四年間を一緒に過ごせた事は、私は大変良かったと思っている。

6 COMMENTS

そうだね👍

韓国や日本の入試の話しには余り興味が無い(失礼)けど、
最後の、朝大には色んな人が集まって良かったと言う所にいたく共感しました。
私は朝高卒でしたが、頭のすごく良い人と、部活や行事命の人、授業中も勉強する人と寝てる人。色んな人の集まる学校が大好きでした。今で言う多様性ですね。良く言っていた学校自慢のひとつです。

懐かしい写真👀

韓国の入試から、日本の入試に飛ばして、最後は朝大に着地👀 お見事!
私は、朝大には行かなかったけど、朝大の友人が、卒業したら、知り合いが全国区になっていたのが、ものすごく羨ましかったな~👀
なかなか、一気に友人を全国に持つと言う場所は無いもんね💦 そういう意味でも、存在価値はあるんでしょうね~💕

バカ大出身者

でもさぁ。バカ田大学は無いんじゃない?

ひと足先に社会人

他人に言われたら怒りたいけど、出身者だからね、謙遜の内かな?🤭
誰でも入れたのは事実だけど、すっごく勉強出来た人が居たことも事実だから💕

キリン🦒

懐かしい❗
朝大には良く泊まりに行った記憶が🦒
そのまま出勤して門の所で止められた記憶がある。大学で勉強したかった記憶が🦒
人生思うようにはいきませんね❗

私は…

泊まりはしなかったけど、寄宿舎生活が羨ましかった。
大好きな友だちが誘ってくれて、朝大を案内してくれて、食堂でイカ天丼を食べました。美味しかった💕

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