近年、レトルト食品市場は活況を呈している。レトルト食品は基本的に120度で4分間以上の加熱殺菌がされているので、ボツリヌス菌など食中毒を引き起こす菌が滅菌されているし、保存料も使われていない。なので私たちにとってはどんどん利用して欲しいところだが、注意点も忘れてはならない。
それはレトルト食品には、塩分や糖分が多く入っている商品も多いということ。それを見分けて、上手に使う方法を考えてみようと思う。
パスタソースは塩分濃度に気を付ける
まず気をつけるべきは「塩分」だ。高血圧は成人の二人に一人が発症すると言われている。また心筋梗塞や脳梗塞など、突然死を招く病の大きな原因とされている。
市販されているレトルト食品の中で、塩分の高さに目が行くのは「パスタソース」。ミートソースは概ね200g前後の量で、食塩相当量が1g 台のものから3g以上のものまで、様々な種類がある。
そこでパスタソースの塩分量を抑える方法として、一人一袋ではなく半分で賄うという方法がある。少し貧乏臭いかもしれないが、使用するソース料を半分にすれば単純計算で塩分も半分になる。
またパスタは茹でる際に塩を使うので、せっかく減塩しても効果が薄くなってしまうこともある。そこで冷凍の食塩ゼロうどんをミートソースと組み合わせて、ミートソースうどんとして食べるのもいいかもしれない。ミートソースをそのまま使うのではなく、主菜の味付けに使ったりする方法もある。
カレーにミックスベジタブルを入れてご飯の量減らし
次に注目したいのは、レトルト食品の王様とも言える「カレー」だ。カレーに使われるターメリックは、代謝を上げる効果が高い。また抗酸化作用もあり、動脈硬化や秋バテの予防にもいい。
しかしカレーのルーには塩分も去ることながら、炭水化物の小麦粉や油が多く使われている。これをご飯と一緒に食べるため、血糖値を急激に上昇させてしまうのだ。
そこで、冷凍のミックスベジタブルを解凍して一緒に入れるという手はどうだろうか。 人参にはカリウムが多く含まれ、塩分の排出効果があり、カレールーの塩分の吸収も軽減される。
ミックスベジタブルをたくさん入れることによって、ご飯を最小限に減らすという利点もあるので、そんな風にレトルト食品を活用してもらいたい。
お豆腐を活用してタンパク質を補給
また、ご飯にかけるタイプのレトルトは、カレー以外にも、牛丼や中華丼の具など種類も多い。これらもご飯以外にかけることで、健康食に早変わりするという。 そこで活用したいのが豆腐だ。
電子レンジで温めた豆腐の上に、牛丼や中華丼の具をかけるという方法がある。炭水化物の摂りすぎにもならないし、豆腐でタンパク質をしっかりと取ることができるので、これもおすすめだ。
豆腐を活用する食品といえば麻婆豆腐も忘れてはならない。しかし、豆腐の代わりにカット済みの高野豆腐を入れてみてはどうだろうか。高野豆腐は豆腐の7倍ものタンパク質が含まれている。さらに高野豆腐に含まれる脂質は不飽和脂肪酸で、血管の健康を保ち悪玉コレステロールを抑制する働きを持っている。 まさにいいことずくめの最強のレトルト料理と言える。
レトルトのお粥で栄養補給とダイエット
また、レトルトのお粥を食べるという手もある。お粥は病気の時に食べるというイメージが強いが、普段食べるのも健康に良いと聞く。 最近はレトルトのお粥の中に、鮭や卵などのタンパク質が含まれているレトルト食品もある。
最後に私たちがレトルトを使う際の心構えを考えてみよう。レトルト食品は料理の手抜き、栄養がないなどと、ネガティブなことを考えずに、どんどん使った方がいいと思う。 味付けが少し濃いなと思ったら、野菜などを加えて栄養バランスの取れた組み合わせを考える。
こうしたちょっとした努力を楽しめるようになると、楽をして最強のレトルト調理法を活用できると思うので是非、実践してみてくれ。
レトルト食品はほとんど使わないので
こんな活用法があるとは…
新しい発見に驚いています。
投稿者さん、ありがとう😉👍️🎶
なるほどね~👀 やっぱり便利で美味しいものには「毒」があるってことなんだね~👀
男だから、いろいろ考えるのはめんどくさいので、てっとり早く、全部、量を半分にして食べる方法はいかがなの? ダイエットにも良さそうだし~😆
よ~し、これからは「半分」主義で生きて行こう~👍
半ライス・半チャーハン・半ラーメン・半天ぷらうどん~ あとは~💦
レトルトを半分残すのは色々大変じゃない?買ってきたお惣菜やレトルトは確かに味が濃い。
私は野菜を足して量を増やします。パスタのソースは濃いのでパスタを増やしたりします。
いや、待てよ。それじゃあ問題の塩分は半分になりませんね~🤣。それにタダ太るだけだしね😭。
あ~ぁ、難しい😭