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『銀幕を飾ったスターたち』⑪イングリット・バーグマン

身長175cm、スウェーデン出身。ハリウッドと欧州で活躍した美人女優。44年映画『ガス灯』でアカデミー賞主演女優賞受賞。42年『カサブランカ』ではハンフリー・ボガードと熱演。43年アーネスト・ヘミングウェイの『誰が為に鐘は鳴る』にも出演しました。

主な出演作

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トリビア話

【イングリッド・バーグマン】
・彼女は、5カ国語を話す才女だった!
①スウェーデン語(母国)、②ドイツ語(母がドイツ人)、③英語(米国滞在中習得)、④イタリア語(イタリア滞在中習得)、⑤フランス語。

・当時高身長だった!175cm
42年『カサブランカ』で共演した、男優ハンフリー・ボガードは173cm。彼女の方が背が2cm高かった!映画では男優の方が高く見える演出?!

・出演作追記
41年『ジキル博士とハイド氏』31年同名映画のリメイク版。監督は『風と共に去りぬ』のヴィクター・フレミング。(怖い映画でした。)
Aヒッチコック監督映画、45年『白い恐怖』記憶喪失のサイコスリラー作品、46年『汚名』、49年『牡羊座のもとに』の3本に出演していた。
43年『誰がために鐘は鳴る』で原作者のヘミングウェイは「この役を演じるのは彼女以外あり得ない」と言い切っている。(ファンだったんですね。)

※昔、TVで見て印象に残っている、古い洋画作品の多くがバーグマンの作品だったんですね。偉大なる女優です。

いちファンより

やはり「カサブランカ」かなぁ。
名曲「as time goes by」の雰囲気に良く合う女優でしたね。
綺麗だったなぁ…
最晩年、題名は忘れたけど、アガサクリスティの推理映画にも出演してた。
あれが遺作なのかな〜?
ヘップバーンやエリザベス・テーラーとは違った美しさを持った女優でした。
また観ようかな?
リックとイルザに逢いに…

ヴィクトル

アメリカでの『カサブランカ』、『誰がために鐘は鳴る』、『ガス燈』他、ヒッチコック作品も良かったけれど、一番印象に残っているのはベルイマン監督との彼女の遺作『秋のソナタ』かな。ベルイマンの語り口の上手さはもちろんのことバーグマンも母娘の葛藤を見事な演技で演じています。生きていると誰もが葛藤を抱えている。イタリアのロッセリーニ監督との作品では『ストロンボリ』は少し無理があるかなと感じ『イタリア旅行』も良いんだけれどあともう少し。北欧系の彫りの深い美しい容姿だけではなく演技も上手い素晴らしい女優でした。

アナスタシア

今日、56年『追想』を観た。彼女2度目の主演女優賞受賞作品。”アナスタシア皇女伝説”を基に描かれたこの映画、中々面白かった。まるで『マイフェアレディー』の元ネタ話みたいでした。(^^)

【物語】ロシア帝国の元将軍ボーニンはニコライ2世が4人の娘のためにイングランド銀行に預金した1000万ポンドのロマノフ家の遺産に目をつける。ボーニンは街で拾った記憶喪失の女性アンナを生存が噂されるアナスタシア皇女に仕立てて遺産を手に入れようと、彼女に各種レッスンを施して本物らしく仕立てる。。。

元将軍ボーニン(ユル・ブリンナー)が彼女にレッスンを施すダンスシーンは同年『王様と私』でのシャム王(ユル・ブリンナー)のダンス・シーンソックリ!オマージュか?或はギャグなのか?話の展開もテンポ良く、彼女の演技も素晴らしい。そしてなによりも美しい。皇女を演じる彼女に釘付けになりました。面白かった。(^^)

君の瞳に乾杯🥂

イングリッド・バークマンと言えば『カサブランカ』が有名ですね。
私は映画観賞も好きですが…。
映画を観た後に出演者やモデルとなった人物の自叙伝、伝記を読むのも好きで
彼女の伝記も読みました。
情熱的に役に取り組んでいた役者の姿だけではなく、プライベートではスキャンダラスな一面も多く彼女の女性としての生き様が垣間 見えました。
良い作品も多いですが晩年の『オリエント急行殺人事件』での演技が素晴かったと記憶しています。

何年か前に上映された『イングリッド・バーグマン〜愛に生きた女優』というドキュメンタリー映画も観ました。
題名の通り公私共に芝居に生き、愛に生きた情熱的な女性であり、名女優だと思いました。

君を見つめて乾杯

自叙伝でカメラマンのロバート・キャパと不倫関係だったことには驚きでした。彼女の美貌ならキャパもイタリアのロッセリーニもなびいたとは思いますが。ロッセリーニはやはりアンナ・マニャーニが合っていると個人的には思っています。

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