昨日、共同通信社の記事を見て心が痛かった。ウクライナ軍歩兵部隊の大尉らが、ロシア西部のクルクス州で交戦中の北朝鮮兵と見られる部隊について証言した内容だったが、それによると「彼らは最初の砲撃を受けると、(恐怖心から)仲間同士で身を寄せ合うので、狙うのが簡単だ。実践経験の不足が明らかだ」などと語っている内容だった。
米国防総省によると、ロシア軍には約1万2000人の北朝鮮の兵士が合流し、クルクス州などでウクライナ軍との戦闘に加わっているとの情報が飛び交っている。ニュースの真偽は定かではないが、実践経験以前に、軍事訓練すらまともに受けてないような印象を受けるのは私だけなのか。
平地や開放地で砲撃や空襲を受けた時には、各自が分散して遮蔽物に隠れずに、草の生えたようなところに飛び込むのが基本だと、以前どこかの書籍で書いてあったのを記憶する。
恐怖から遮蔽物を探して隠れると、戦車や航空機は目標を探して攻撃するので、ほとんど 助からないと言っていたのを思い出す。戦争の避難民などは、銃撃を受けると道路の側溝に隠れたりするが、側溝などに並んで隠れている人は、縦から狙うと一番殺しやすい標的だと言う。
しかし、実戦経験がない兵士たちも、激戦の中で一週間も生き延びれば、ヒュルヒュルと砲弾の着弾音が聞こえてきたら、命令がなくても条件反射で窪地に身を隠すようになるのだそうだ。そうなれば一人前の兵士になり、戦争でも生き延びる確率が増えて来るのだともいう。
朝鮮人民軍の兵士も、訓練はしていても実戦に参加していなければ、恐怖心もあり仲間同士で身を寄せ合うことだって理解は出来る。しかしこれは、将棋で言う「捨て駒」と同じだ。
どれほど思想的に訓練されているのかは知らないが、一人の指導者の命令で、自分の国でもない他国で「捨て駒」として投入されている人民軍の兵士たちは本当に気の毒だ。
アメリカ軍もベトナム戦争で北ベトナム軍と対戦した初期にはこのようなことがあっただろう。映画のプラトーンや地獄の黙示録、フォレストガンプなどを観た人ならよくわかるだろう。
その点ウクライナ軍は、ロシアと三年も戦っているので、世界でも有数な実践経験が豊かな軍隊になったのだろう。 一方の北朝鮮の司令官たちは、ポンコツな軍隊をこの戦争で、強者に育てる作戦なのかもしれない。
如何せんこの戦争は、自国のための戦争ではない。ロシアと軍事的同盟を結んだところで、この戦いに正義はない。装備でもウクライナ軍に劣る北朝鮮の人民軍が、ゲリラ戦にならないことを切に祈るばかりだ。
人の命を何だと思ってるのかな?
まさか志願して戦場に行ったわけでは決してないので、辛いだろうね💦
同じ民族だけど、日本でのうのうとシャンパンを飲みながらクリスマスパーティーなんか楽しんでる場合じゃないよね~💦というか、別世界の出来事なのかな?やれやれ~😞
そのソースの信憑性がどのくらいあるのかはわからないが、軍事同盟を結んで片方が戦争をしていたらそこに送られるのは歴史を見ても明らか。
例えばベトナム戦争に動員された韓国軍、イラク戦争に動員されたNATO軍等々…
(ベトナム戦争時、米国は日本の自衛隊にも参戦を要求したが当時の首相田中角栄が9条を盾に断った話は有名。今は安倍のせいで自衛隊も戦争に行かされる)
その戦争の良し悪しは別にして実践経験のない兵士が自国の為でもない他国の為に死んでいくのは本当に偲びない。
軍事同盟ではなく経済同盟に止めておけば良かったのに…と思う。
どうにか逃げて生き抜いてください。