おかしな娘のオモロイ話(19)ーよっちゃんのオモニ1

近所に私を実の娘のようにかわいがってくれるオモニがいる。かわいがってくれるというか、もはや娘というか…幼なじみのよっちゃんのオモニである。

よっちゃんと私は幼なじみで家も徒歩5分のほとんどお隣さん。小学校から高校までずっと一緒だった。両親とも同い年同士だったから、家族ぐるみで一緒にいすぎて周りからは親戚だと思われていた。よっちゃんがお嫁に行った後も、私は何かあると度々よっちゃんの実家に行った。よっちゃんはもういなかったけど、よっちゃんのオモニに会いに。 よっちゃんの知らない所で結構な回数、お茶をしたと思う。そんなよっちゃんのオモニ。

私はちゃん丸を実家の近くの病院で出産した。陣痛が始まった時から家族にはもちろん、よっちゃんにもリア ルタイムでスマホ実況。よっちゃんはそのままよっちゃんのオモニに転送。

生後 2 日目の 14 時から私や赤ちゃんとの面会が許される。初日はもちろん母が来る予定だった。「仕事で遅くなって 15 時くらいになるかも。」てっきり 14 時に来るものだと思っていた私は、1人で1 時間もて余すことに。赤ちゃんはまだ助産師さんが見てくれていて、ちゃん丸はナースステーションのゆりかごに入っている。ガラス越しからちゃん丸が見える。

(暇だなぁ~) 病室とナースステーションをいったり来たり。すると… なんと、よっちゃんのオモニがナースステーションのガラスに手をあてて菩薩のようなほほえみでちゃん丸を見ているではないか!

「よ、よっちゃんのオモニ?! 来てくれたの?あれ、オンマ 15 時頃ってゆってたけど、早く来れたんだね…」しかし、よっちゃんのオモニの後ろに母の姿はない。「よっちゃんのオモニ、まさか1人で来たの⁈」

よっちゃんのオモニはお祝いを片手に笑っている。後から母が病院に到着した母もよっちゃんのオモニがいることにビックリ。「あれ、なんでいるの?(笑)これじゃ、どっちが母親だか分からないね…」

その後もよっちゃんのオモニは、ちゃん丸とカレンを孫のようにかわいがってくれる。自分の孫がすでに 6人もいるのに… 孫たちに買ったものは、もれなくちゃん丸とカレンにも買い与えてくれる。最近では、手作りマスクまでチャン丸とカレンの分まで作ってくれた。それも子供たちが喜ぶキャラクターの生地で。

ハンモニ、大阪ハルメ、そしてよっちゃんのハンメ…。 ちゃん丸とカレンは、祖母が3人いると認識している。