おかしな娘のオモロイ話(29)ー朝の光景

私はじゅん丸を出産した後、1ヶ月実家に帰った。自分の家からは徒歩 5 分の距離なので、帰ったもなにもないけれど。夫と上の二人は夜ご飯を実家で食べて、食べ終わったら自分の家に帰る。夫はこの間、ちゃん丸とカレンの世話をすべて見てくれた。

帰ってからのお風呂や翌日の朝ごはん、保育園の支度まで。ちゃん丸とカレンはすっかりアッパが大好きになって、聞いたところによると毎晩オンマの悪口でみんなで大盛りあがりらしい。「アッパ、クサイ!」とアッパの頬ずりをあんなに拒んでいたカレンまでアッパにベッタリ。

朝、夫はまずカレンを起こす。カレンは赤ちゃんの時からものすごく寝起きがいい。そして機嫌もいい。

夫:カレン、起きて。
カレン:ふぁ~~(あくび)もう、あちゃなの?

続いてちゃん丸を起こす。しかし、ちゃん丸はいつもなかなか起きない。
夫:ちゃん丸~~!

その間にカレンは朝ごはんを求めてくる。カレンに朝ごはんをあげて再び起こす。ちゃん丸は起きない。

夫は諦めかけて先にカレンの準備をすることにした。ご飯を食べた後は、歯を磨いて顔を洗って………オンマもいないのに寂しがる素振りも見せないカレンがいじらしい。

夫:カレンはお利口さんだなぁ。ねぇ、ちゃん丸を起こして来てくれる?
カレン:うん!

カレンはそう言って、オモチャの部屋へ走って行った。ガサゴソ。何か探してる。オモチャの部屋から出てきたカレンを見て、夫、びっくり。そして吹き出した。

夫:カレン!やる気マンマンやな!
カレン:うん

そして、そのまま寝室へ行き寝ているチャン丸を見下ろす。布団に入りながら半目で辺りを確認していたちゃん丸。さすがにカレンが持ってるバットを見て飛び起きた。

それから毎日夫は、ちゃん丸を起こすのをカレンに手伝ってもらっている。