人は誰しも年を重ねると、運動不足や栄養不足の影響で骨が弱くなる。骨密度の低下によって、骨がもろくなる骨粗しょう症は、骨折の大きな要因だ。近頃はタレントの松本伊代さんが腰の骨を骨折していたが、60代が近づき骨密度が低下して、骨粗しょう症になっていた可能性がある。
特に女性は閉経後に女性ホルモンがほぼゼロになる。女性ホルモンには骨の代謝を助け、骨粗しょう症を予防し、コラーゲンを作るなど重要な作用がある。コラーゲンは骨を丈夫にするのに必要で、女性ホルモンの分泌がなくなってしまうと、コラーゲンが減り骨は一層弱くなる。50代を迎えると女性ホルモンの減少によって顔が急に熱くなるホットフラッシュという更年期障害の症状が出る人が多いのだ。
特に女性ホルモンの減少などによって、罹患リスクのある病気が増えてくる。動脈硬化性疾患や大腸がんなどだ。
女性ホルモンのエストロゲンは、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす効果や、血管の拡張血圧を下げる作用など、動脈硬化性疾患に対して多くの恩恵がある。だが閉経の時期に、急にエストロゲンの分泌が減ると、不整脈につながる可能性が指摘されている。厄介なことに骨粗しょう症自体には、痛みなどの自覚症状がないので、60代以降は知らない間に骨密度が低下している人が多いのだ。
骨折から身を守るためには、まず病院で自分の骨密度を知ることが先決である。自費だと5000円程度と少し高額ではあるが、保険適用される医療機関なら、3割負担や1割負担など少額で済む場合がある。
骨密度は個人差があるが、若い頃の80%未満なら予備軍、70%未満なら骨そしょう症と診断される。まず定期的に骨密度を測ることが骨を守る第一歩となる。
次に重要なのは運動によって骨を強化して行くことである。特に痩せてる人こそ運動をする必要があると言う。太ってる人よりも、痩せてる人ほど骨がスカスカになっていると言う。痩せて骨が弱ったまま年齢を重ねていくと、70代以降で骨折するリスクも高くなるという。
身長が低くなったり、店の物が取れなくなった、猫背になったなどの自覚症状が出てきたら、圧迫骨折が十分考えられるそうだ。心当たりがある方は医師の診察を受けよう。
では具体的にどう骨を鍛えて行けばいいのか。元気な60代は階段を自分の足で上り下りして、骨と筋肉、心肺機能を鍛えて欲しい。またベタ足で足の裏全体を使って歩くのもいいと聞く。そして公園や自宅で行う運動もいいと聞く。
壁に手をつきながらジャンプをする。慣れてきたら片足でジャンプし、右足の次は左足と、交互にジャンプすることで、足腰を鍛えるのだ。出来る範囲で息が切れたら無理をせずにやめることも大切である。
特に閉経後の60代の女性は、自律神経にも乱れが生じる。不眠やうつ症状に悩む人が増えるという。 そのためには朝食のバナナが良いとされる。バナナには三種の神器と呼ばれるトリプトファンとビタミンB6、グルコースが入っている。
トリプトファンは脳に入ると幸せホルモンのセロトニンに変わる。 B6とグルコースもセロトニンを体内で合成するために必要である。毎朝バナナを採っておくと不眠の予防にもなるので積極的にバナナを食べることに専念しよう。
また、骨を丈夫にするビタミン D を摂れる鮭や、きのこ類をしっかり食べること、大豆製品なども重要である。カルシウムも大事だが、たんぱく質やビタミン D、 ビタミンK はもっと大事だ。筋肉を作って骨を丈夫にするビタミンDやカルシウムの骨への沈着を促すビタミンKは必要な栄養素だ。
骨は1日にして作られず、日々の意識が骨を強化し、骨折から身を守るのだ。
これ~ 怖いね💦👀
最近、身近な人で、転んで尻もち着いただけなのに、腰椎の圧迫骨折だって~💦👀
それから、毎日お腹に自分で注射してる~💦
女性に限らないけど、私も気を付けよう~っと😢
運動かぁ~💦 食事かぁ~💦