春のうららかさを感じよう

「광야에서」안치환

アン・チファンは80年代に民衆歌謡集団<歌を探す人々>で活動し、90年のデビュー後は「사람이 꽃보다 아름다워(人が花より美しい)」をはじめ多くの曲が大ヒット。今では個性派歌手として、民衆歌謡の大御所として人気を誇っています。また、モンダンヨンピル結成当時の共同代表でもありました。

この曲は初期のアン・チファンを知る人なら絶対に外せない曲のひとつで、一時代前には集会やデモなどで大学生たちによく歌われていました。

今年の4月に東京で公演を予定していましたが、残念ながらコロナの影響で来年に延期となりました。来年はぜひ生の声を聴きたいですね。

それでは、ハスキーで骨太の色気のある歌声をお聴きください。

찢기는 가슴안고 사라졌던
이땅에 피울음 있다
부둥킨 두팔에 솟아나는
하얀옷에 핏줄기 있다

해뜨는 동해에서 해지는 서해까지
뜨거운 남도에서 광할한 만주벌판

우리 어찌 가난 하리오
우리 어찌 주저 하리오
다시 서는 저 들판에서
움켜쥔 뜨거운 흙이여