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私が救われた言葉「出口のないトンネルは無い」

今から8年ほど前にさかのぼるんですが、うちの女房が「うつ(鬱)」になりました。初めは女性特有の更年期から来る「うつ病」だと思っていたのですが、だんだんとひどくなりまして、精神科の医院に通うことになりました。先生から処方箋をもらい薬物治療をすることになったのですが、心の病気って分からないものですね。すっかり良くなったと思ったら今度はうつから「そう状態」に。

躁うつ病」という病気は、ひどくなると周りの家族は手に負えなくなるんです。先生はすっかり良くなったと思いこんで、うつ病を改善させる薬をくれるものだから、挙句の果てにそう状態がひどくなり、妄想幻覚幻聴に悩まされることとなり、しまいには精神病院に強制入院という事態にまで発展しました。

自分の女房を精神病院に強制入院させた日、その日ばかりは私の精神状態もMaxでしたね。

2~3日後、妻の通っていた精神科医院に事の次第を報告しに行きました。その時先生から言われた言葉です。「出口のないトンネルは無いんですよ

先生はこの言葉を言いながら、奥さんも今は理解できていないけど、何年か後には必ず良かったと思える日が来るんだから、気持ちを切り替えなさいとアドバイスをくれました。「今は真っ暗なトンネルの中を歩いているけど、必ずトンネルを抜ける日が来る、だからその日が来るまで気負わずに気長に行きましょう」と…。その言葉は響きましたね。

今もトンネル内をさまよっている女房ですが、いつかはトンネルを抜けて光が見える世界に歩むことが出来るんだろうか、私は見守っています。


編集部ではこのような投稿を待ってます。気楽に投稿してみてください。

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4 COMMENTS

歩む

辛い日々あった事、勇気ある投稿だと感じました。
見守る心の広さ、寄り添う暖かさ、必ず出口はあるはず‼️ゆっくり深呼吸、頑張り過ぎないで時を過ごされて下さい。きっと光が見えるはず✨

トワイライトの光

躁鬱。私のオモニもほぼ同じ症状です。もうかなりの高齢ですが、今は大分落ち着いて来たのかな?(^^)
加えて呆けもMIXされ(心ここにあらず)何処か違う世界?を観ているのかな?時々、誰かと交信して笑ったり、また怯えたり、泣いたり。。。

例えるならば、私のオモニは「トワイライトゾーンの住民」です。(笑)
この世と黄泉の国の狭間、三途の川の岸辺で暮らす人かな?(^^)その事を理解する迄かなりの時間を要しましたが。。。分かればどおって事ないです。逆に質問してあげます。

幻覚で、今見ている世界がどういう世界なのかや、誰と話して一人盛り上がっているのか?一人で笑ってる時は、ずるい!何が面白いのか、俺にも教えてくれ〜ってな感じです。(笑)

いつも、話を聴いてやると満足気に眠ります。躁鬱は、一つの個性だと理解して、認めてやれば良いです。
オモニは、自分の観ている世界とは違う場所で生きているんだと、相手の気持ちで考えてやれば何とか会話が成立します。

躁鬱=爽美(ソウウツ)に変えてしまう。(笑)以上、トワイライトゾーンで暮らす我が母についてでした。(^^)

時間を遡れればいいのに

見守る方が倒れたら大変。くれぐれもお体を大切に。早くトンネルの出口が見えるといいね。

出口はある。

誰にでも出来る事では無いとおもいます。

暗いトンネルをさまよっている奥様の足元を、常に照らしてあげているんですね。
本当に頭が下がります。

どうか、御自身の健康にも気をつけて見守ってあげてください。

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