今回、クラウドファンディングを経験して、様々な学びを得ました。今日、西東京第2の卒業生が本当に嬉しそうに駆け寄ってきて、「おめでとうございます。それにしても、最後、ほんとハラハラドキドキでしたね!」と言ってくれました。彼は、西東京第2の中学再建一期生で、人一倍母校愛の強いレジェンド3人の中のひとり。
彼には年末に、慶應大学法学部に進んだ同級生や、画家として草の根の市民活動・政治活動にも興味のある同級生を通して、若い世代にも広がるように頑張ってみてほしいとお願いしたことがあって、彼もこのプロジェクトを自分事として捉え、寄り添ってくれたんだなーと、嬉しくなりました。
大学一年生の彼だけでなく、同じ気持ちで常に並走してくれた方がほんとに多くて、クラウドファンディングはお金を募る側とお金を支援する側という、主体と客体、悪く言うと「求める側と与える側」や「感謝する側と感謝される側」の関係ではなくて、このプロジェクトに別の形で参加する、つまり、一方は時間を費やしプロジェクトを進め、一方はそのプロジェクトに金銭の提供という形で参加する、双方主体としてともに参加し、ともに歩む関係だということに、改めて気づくことになりました。
NPOについてもだいぶ勉強したから、理屈としては知ってたけど、やってみると、こういうことかと改めて実感を持って理解するわけで、これぞ学んだというか、体得したという感覚なんでしょうね。
「おめでとう」ではなく「ほんと良かった」、「とても嬉しい」。こう言ってくれる方がほんと多くて、これこそ他人事でなく、自分事ですよね。さて、実践してみると気づくことがたくさんあります。
今回利用したプラットフォーム「CAMPFIRE」と「GoodMorning」には、ソーシャルなプロジェクトに関しては、全く発信力がないこと(少なくとも私達の問題に対しては発信力ゼロ)。ほんとここまで影響力ないとは知らんかった。
それにもかかわらず、これまでの朝鮮学校案件の約半数がこのプラットフォームを利用したこと。半数が利用してたから利用したのにやってみたらびっくりな発信力のなさ。まじで総括ちゃんとしないとという感じ。
目標の設定にあたり、目標金額に加え、NPOやソーシャルビジネスで実践されている「ソーシャルインパクト」を最初の段階で設定すること。私達の場合だと、始まる前に金額に加えて支援者数目標も立てていたことが、金額釣り上げのせっかく達成したのにさらにかよみたいな煽り系のネクストゴールにならず、意味のある人数目標をみんなで目指すアナザーゴールの設定に繋がりました。これは支援者数にも私達を知ってもらうという社会的意義(ソーシャルインパクト)をはじめから定義できていたことが大きいかなと。
これまでの朝鮮学校案件でそうした実践があったか、など。運営も「ネクストゴール」煽ってくるから。彼らはお金が集まると手数料が増えるから煽ってくるわけで。安易に乗っちゃうのもね。
実践して学ぶことは本当に多かった。学者らしく、この学びは論文(二部作)にまとめて公開したいと思います。
そして、今後、クラウドファンディングを考える人は、まず、朝大に連絡してください。理論も実践もわかる私が相談に乗ります。正しくかつしっかり成功まで指南できます。今回のクラウドファンディングは地域柄もタイミングもウルトラハードモードだったので、たぶんどんな案件でも余裕でコンサルできます。
今回の西東京第2のクラウドファンディングは、朝大にこんな機能、役割も加わることになるきっかけになりました。ほんとにやってよかった。やればできる、やればわかる。この経験はボロ儲け。
facebook趙丹さんの記事を抜粋
へぇ〜 色々あるんですね〜
万事 賢くないとダメなんだね💦