【投稿】血液型で分かるもの

血液型で浮かぶのは「A型は几帳面、B型はマイペース、O型がおおらかで、AB型は変わり者」というイメージですね。でも、この性格判断は日本だけの常識で、科学的根拠はないんです。血液は身体には大いに影響してるけど、性格には全く関係ないのですよ。

「身体に大きく影響してる」ということがミソなんです。なんと、血液型で病気やケガのリスクが変わってくるのです。

A型の人の胃がんのリスクは、最もリスクの低いO型の人の1.2倍、B型の人のすい臓がんのリスクは、最もリスクの低いO型の1.72倍高く、糖尿病になる頻度が1.21倍だそうです。

AB型の人は最もリスクの低かったO型の人と比べて、脳卒中のリスクが1.83倍高く、認知症になる可能性がO型の人に比べ約1.82倍だとか。

それにO型以外の人は、O型の人と比べ、心筋梗塞のリスクが1.25倍、エコノミークラス症候群のリスクが1.79倍との報告があります。

この研究結果からすると、O型の人が一番病気になりにくいということになるけど、安心できません。O型の人が大けがをして大量に出血した場合の死亡率が、他の血液型に比べて2倍以上だそうです。

O型の人は止血能力や血液を凝固させる能力が弱く、他の血液型の３割しかないのだとか。そして、O型の人は蚊に刺されやすいのだそうですよ。

科学的に証明されている血液型の特徴を知れば、日頃から気をつけることが見えてきますね。性格を判断するよりリスクを判断して、元気な日々を過ごしましょうね。