「漢方コラム①」酒の飲みすぎ（楽しくお酒を飲むために）

お酒は、少量をたしなむ程度であれば、百薬の長となりえますが、大量に飲酒し、毎晩ともなれば身体に良いわけがありません。まずは、しゃっくりが止まらなくなり、腹が出て来る。そして歯ぐきから出血しやすくなり（歯磨きなどで出血傾向）、鼻血が出やすくなります（鼻をかむと血がにじむ💦）ひどくなると、尿や便に血が混じることもあります。

また、二次的には食欲が無くなり、下半身がだるくてむくみ、湿疹、水虫、関節の痛みと腫れ、しびれなどが現れることもあります。

楽しくお酒をたしなむためにも、自分の酒量をわきまえて、間隔を開けながら、食事をしっかりとるなどを日ごろから心掛けたいものです。

症状によって使用するツボが異なりますが、足三里（膝下のすねの上にある突起した骨から外側に1寸5分の所））や内庭（手首の内側にある横ジワの中央から肘に2寸向かった所）などは欠かせないツボです。