海外出張から3か月ぶりに長男が帰ってきた。海外の出張先で恋しくなるのは食事だ。帰ってくるなり日本食が恋しいというので、家族で久しぶりに地元で美味しいお蕎麦屋さんに行った。
久しぶりの日本蕎麦は、彼の味覚にマッチしたのか、盛んに「おいしい、 おいしい!」と舌鼓をうちながらおいしそうに食べていた。
翌日にも電話があり、今日のお昼はコンビニのおにぎりが食べたいから買ってきてという。そういえば子供の頃、公園で食べるお昼ご飯はおにぎりが定番だった。
「何でもいいから適当に買ってきて」と息子に言われ、近くのコンビニへと向かう。
梅、昆布、ふりかけご飯のおにぎりなど、おいしそうなおにぎりが所狭しと並んでいる。息子の昼飯のパシリにされているのに、なぜか多少の喜びを感じている。
「子供には好きなものを腹いっぱい食べさせ、親は残り物で済ます」こんな親心は、自分が結婚して親になってから分かったものだ。そしてこれはきっと息子が喜ぶだろうと思い、ツナマヨのおにぎりを選ぶ。私はそれを2つ買い物かごに放り込んで、自分の分は鮭と明太子にした。
買ってきたおにぎりをテーブルに並べたら、息子は鮭と明太子を選んだ。心の中で苦笑しながら私は聞いた。
「昔はツナマヨが好きだったよね」
「いや梅干しとか鮭、明太子が好きだよ、ツナマヨは邪道だと思っている」
社会に揉まれ結婚もし、仕事の責任感も多少は生まれてきたのか、息子の好みも俺に似て渋くなってきたのだろうか。ちょっとだけ大人びた息子を見た思いがした。
おにぎりの具まで似てくるなんて、嬉しい〜ですね👀顔も似てますか?
海外出張とは、優秀なんですね💕
どこの海外なのかな?
ツナマヨ好きです😊
ナイス👍です。
私はツナマヨ苦手です。でも一番人気らしいですね。
ツナマヨが好きとの記憶はは思い違いなのか、大人になって息子くんの好みがかわったのか。どちらにしても親子の微笑ましい会話ですね💕