東京の隣なのに妙に旅行気分が味わえる山梨県。とにかく水やフルーツがおいしいけど、隠れ名湯もたくさんあります。有名な温泉も多いけど、今回はあまり知られていない隠れ名湯をご紹介。
サントリーの白州工場からほど近い場所にあるフォッサマグナの湯。標高800メートルの釜無川の最上流にたたずむ、知る人ぞ知る名湯です。硫黄の香りが心地よく、透明だけどトロトロ、キレッキレのお湯で、出てからもずっとポカポカ、お肌ツルツルです。
同行した友人は「むくんで痛かった膝が治った!」と大喜びしていました。
名水の地の水風呂はとっても冷たいけど慣れると気持ちが良くて、気が付くと温泉と水風呂を何往復もしていました。
フォッサマグナ。
先日、邦画『黒部の太陽』を観ました。上映時間3時間超の長〜い映画ですが、昭和30年代、当時の高度経済成長期、電力需要逼迫解消の目的で黒部に巨大な水力発電所を建設するという一大国家プロジェクトの実話。凄い見応えがありました。(^^)
掘り始め当初、何と手堀りです❗️余りにも山深いところで機械が入れなかったんですねー。掘り進めて行く内に1700m地点で、当初から恐れていた、フォッサマグナにぶつかる‼️軟弱地盤と滝の様に湧き出る水。掘っても掘っても直ぐ崩れて少しも前に進めない。水もいっこうに引かない中、水抜きの為パイロットトンネルを何本も何本も掘るのですが中々成果が出ない❗️
熾烈な環境下、すこしでも前に進もうと必死で頑張る人々、自然を前にした人間の無力さ、そして絶望感。だがしかし、それでも諦めない。
粘り!何とか前に進んでいく姿に胸打たれた‼️
結局トンネルは、抜けて無事貫通するのですが、フォッサマグナ帯は84mでした。この映画は感動した。
“人間って凄い“