29年目のシーズンが始まったサッカーのJリーグ。契約満了で1度は現役引退を決意した鄭大世選手(37)は新たな獲得申し出を受けてJ2町田に新加入しました。J1、J2で通算100得点のプロ16年目。その信念を東京新聞の取材に語ってくれました。
昨年末の引退時ネット上では「感動した」などと話題になった鄭大世。期限付きで所属していたJ2新潟と契約元のJ1清水の両方から退団が発表された際のコメントです。
『ニュースで満了の選手の“感謝しかないです”というコメントを読み、心の中では不満で怒り狂ってるんだろうと思ってましたが、僕の心からも素直にその言葉が浮かび上がってきます』
サッカーファン以外にも知られた在日3世はドラマの主人公のごとく喜怒哀楽が魅力です。2010年ワールドカップでは「単純にうれしくて」とキックオフ前から涙があふれた泣き虫でもあります。得点が注目されるフォワードは天職で「常に自分が中心にいたい。僕はそういう性格」と屈託のない笑顔が魅力です。
現役続行のきっけは、引退を決め妻の実家がある韓国に家族で向かう成田空港への車中で、町田からの獲得の申し出だったそうそうです。東京都大学リーグ3部だったチームからプロ入りした経歴も踏まえ「うまくいっている時もそうでない時も、自分が主人公だと思っている」。劇的に現役続行が決まりました。
ドイツのケルン時代は無得点。勉強して記者会見までドイツ語でこなせても「決めないと味方にボールももらえない」。結果がすべての世界で「僕に踏ん張りがなかった」のは後悔の1つ。そんな時こそ大事にしてきたフレーズがある。
期待されるほど「最初は周囲に認められないんです。批判もある。それを応援に変えてきたのは自分のゴール」でした。J1昇格を目指す町田では「(発する)言葉も期待されている」そうだが、こう断言しました。「自分が鄭大世である証明は、得点することだけ」
記事は東京新聞の記事を抜粋しました。
テセも37歳なんだね。強烈なキャラクターで日本人のファンも多いですね。体が動く限り頑張って欲しいね。久しぶりにJリーグ見に行こうかな。
日本で生まれた在日が、日本のプロチームの選手になり人気者なり朝鮮代表になる。
良い時代だ~。
日本生まれの韓国人三世が朝大を卒業してJリーグで活躍し,WCサッカーの朝鮮代表になるなんて,鄭大世は本当に立派です.われわれが高校生のときよりは,いい時代になりました.朝・韓・日の国境を股にかける,かれのような存在がどんどん出てきてほしい.
話は飛躍しますが「愛の不時着」のようなドラマを日本も舞台にくわえて作ったらどうかと思います.在日朝鮮人・韓国人の男・女もからませます.と書きながら,その先のすじがきは,悲しいかな想像力とぼしく,なにも浮かんできません.