今日は私からおばさんも知らない新しい知恵を紹介しますね。なんとパスタを中華麺のように変身させる技。知ってます?
中華麺にはアルカリ塩水溶液の「かん水」が使われているでしょ、なので小麦粉に混ぜることで独特の色合いや弾力性が生まれるの。一方の炭酸水素ナトリウムでできている重曹は、アルカリ性。これがパスタのゆで汁でかん水のように働いて、パスタのデンプンやタンパク質のグルテンを変化させて、中華麺のような食感や味わいになるのですよ。
水1リットルに対して大さじ1杯の塩と食用の重曹を入れて、パスタを茹でるだけで出来上がり♪料理で使うので食用の重曹を入れてね♪
あなた、若いのにしっかりしてるわね〜。
初めから~ 中華麺を用意しちゃいけないんですか?🤣
あっ 分かっった~🙌
イタリア人が中国に抗議しているんですね~😆
あまり横暴を働いていると~ 中華を無視するぞぉって~💦
またっ、話が、それました💦🤦♂️ しつれ~
堺雅人の邦画🎦『南極料理人』思い出しました。この映画の中で、ラーメン🍜大好き隊員の為に、手作りラーメンを振る舞うシーンがとても愉快です。(^^)
ラーメンが好きすぎて、食べ過ぎてストックのインスタント麺が切れた❗️ラーメンが食べたくてしょうがない(哀しみに沈む?)隊員のリクエストになんとか答えようと、堺雅人が、カンスイの成分(炭酸ナトリウム)を調べて、手近にある重曹で再現した中華麺を隊員達に振る舞うシーン。美味そうに食べるところが凄く印象的でした。(^^)
あーラーメン食べたくなって来た。
おっ、炭酸塩の話し。いいね(笑)。
重曹は炭酸水素ナトリウムで弱アルカリ性、かんすいは炭酸ナトリウムでそれより強いアルカリ性です。
炭酸水素ナトリウム(重曹)を熱すると二酸化炭素と水が出て、炭酸ナトリウム(かんすい)となります。
よって、ホットケーキなどに使われるふくらし粉は炭酸水素ナトリウムを熱して二酸化炭素を出すことによって生地をふんわり柔らかくしています。
家でかんすいを作りたいときは、重曹をお湯に入れて煮立てればかんすい溶液。
重曹をフライパンで熱すると固体のかんすいです。
麺のタンパク質のグルテンは酸性で結合が切れて柔らかく、アルカリ性で結合が増えて硬く弾力が増すようです。
やったことは無いけれど、麺をうどんのように柔らかくしたいときには炭酸飲料やお酢に一晩浸けておくと柔らかくなるかも。南極でうどんが食べたいと言われても困らないかもね。笑
さて、料理と離れて脱線すると、炭酸ナトリウムはガラス工業で多量に使われていてベルギーの科学者ソルベーが素晴らしい発想で工業化に成功し莫大な富を築きます。ソルベーの偉いところはその財でヨーロッパの科学者を集めてソルベー会議を開催するところです。
白眉は第5回ソルベイ国際会議(1927)。電子の位置は計算で決められ「神はサイコロを振らない」とする古典物理学のアインシュタインと、確率的にしか決められないとする量子論のボーアが論争します。
論争一日目、誰もがボーアはアインシュタインに論破されたと思います。
しかし翌日、アインシュタインは逆にボーアに論破されてしまいます。
ボーアは何をもってアインシュタインに反論したのか。当のアインシュタインの相対性理論でです。アインシュタインは自らの理論で自らの主張が成り立たないことを指摘されるのです。劇的ですね。
科学って厳しいけれど面白い
>炭酸飲料やお酢に一晩浸けておくと柔らかくなるかも。
こんな面倒なことしなくとも、投稿記事の重曹の代わりに、お酢を入れてパスタを茹でるだけで”スパうどん”ができるかもね。ゆで上がった後にお湯洗いしないと酸っぱいかな。笑
👍(笑)南極料理人からソルベーさん、そしてアインシュタインの相対性理論へ。ウーン、萌えます。難しい話。(笑)
ラーメンそっちのけの相対性理論。
もっと聴きたいす。難しい話。🤣