【思い出】本日のランチ「もやしそば５００円」

近所に古くからやっている美味しい中華屋がある。メニューの種類はそれほど多くはないが、昔ながらの懐かしい味のラーメンが人気で、結構常連客も多い。席は１０席ほどのカウンターしかなく、細長～く奥へと伸びて、一番奥に冷水器とコップがあり、セルフで水を運んで席に着く。

店主はねじり鉢巻きで下着のようなシャツを着て、首にタオルを巻いた７０過ぎと思われる。冷暖房は無く、冬は厨房の熱だけで寒く、夏は壁掛けの扇風機が弱弱しく回って、ほとんど風を感じない💦テーブルも少し汚れてて、調味料の入れ物も不衛生で、入店を躊躇していた。しかし、ここで食べた「もやしそば」のアンが効いて美味しく、私好みだった。

久しぶりに前を通ったら、サービスランチ「もやしそば５００円！」の看板が目に入ってしまい、思わず入店してしまった。店内は相変わらず綺麗とは言えないが、常連客もぼちぼちいて、老店主は忙しく麺をほぐしたり、中華鍋を振っていた。すかさずカウンター越しに、店主に向かってお目当てのもやしそばを注文した🍜。

すると店主は、店内に響くほどの大きな声で「もやし～いっちょう！」と叫ぶ。えっ？誰に向かって言っているの？と少し気になっていたら、次に来店したお客さんももやしそばを注文すると、店主は「へぃ～　もやし～つごう～にっちょう～！！」と、さらに大きな声で叫ぶ。

私は思わず厨房の中に腰が曲がった奥さんが居るのかと、立ち上がってこっそりカウンタの中を覗いてしまった。やはり誰もいない。すると、次のお客さんが来店してチャーハンを注文した。店主「おつぎ～ちゃ～はん、いっちょう～！」と叫ぶ😰

どうも、自分に気合かけのために叫んでいるか？亡き奥さんに向かって叫んでいるのか？と、気持ちが悪かったけど、とても美味しい「もやしそば」は完食した～ 🍜💕と言う話でした😀　

道端でも大声で独り言をしゃべりながら歩いている人がいますよね🤔　今では誰でも使っているけど、コードレスイヤホン(俗にいう「うどん」)が流行り始めた頃は、大声でニヤニヤしながらしゃべって歩いている人が大勢いて、ビビったことを思い出しました😵

変な世の中～👀💦