世界最高の投資家としての名を欲しいままにするウォーレン・バフェット。しかし数十年前は、英国中央銀行に勝利したジョージ・ソロスやジム・ロジャース等の三大投資家の一人として、紹介されていたと記憶しています。
「イングランド銀行を潰した男」の異名を持つジョージ・ソロスは、当時(1992年)ポンドの下落を防ごうと高金利政策を取っていたイングランド銀行に目を付け、ポンド売りを仕掛けました。イングランド銀行はポンドを買い支えましたが、結局買い支えることが出来ませんでした。一国の中央銀行が一投資家に敗北したのです。
アジア通貨危機(1997年)の際、マレーシアのマハティール首相は「暴利を貪る恥知らず」とジョージ・ソロスを非難しました。因みにマハティール首相は、IMFの支援を拒否するという見識を示しました。この政策に対してソロスは、「破滅への処方箋」とコメントしました。今日でも当時のマレーシアの判断は、経済学者の研究対象となっています。
ジム・ロジャースは、早くから中国の成長性を見抜き、娘さんには幼少の頃より中国人の家庭教師を付け、中国語を習わせました。今日の最有望成長地域としては、朝鮮半島を挙げています。しかし、その障壁になるのは日本だとも。隣国に強国が誕生するのを、日本は座視しないだろうと。
「10兆円の資産を有しながら10円玉が落ちていれば拾うであろう」と言われている男、ウォーレン・バフェット。彼はオマハという田舎町に居を構えています。敢えてウォール街から離れているのは、ウォール街では瑣末な情報に流されて、冷静な判断が出来ないからだと述べています。彼の投資哲学は至ってシンブルです。
「ルール其の一 絶対損をするな」です。私は、彼の名言を100は知っていますが(もちろん暗記している訳では有りません)、彼の名言の中で最も高く評価しているのは、ルール其のニです。では、そのルール其の二を紹介しましょう。
「ルール其のニ ルール其の一を、絶対忘れるな」です。余りにもシンブルで拍子抜けされましたか?
しかし、彼はこのシンブルな投資手法で巨万の富を手にしたのです。人間は、欲に負けてルールを忘れてしまうからなのです。
【歴史】早すぎた登場?習近平
まったく目の届かない、はるか知らないステージの話ですね~😆
凄いですね~ の一言💦
頭の回路が、常人とまったく違うんでしょうね~🤔
私なんか~ 1円でも拾いますもん~😆
お金があり過ぎても、心配事が増えると聞きますよね💦
毎日三食食べられるくらいのお金はあるので、その辺で我慢します~🤷♂️
わたしも同感です。金があるに超したことはないと思います。だけど金に生き方を左右されたくもありません。
何日か前にバフェット氏がマイクロソフトのゲーム会社の買収に乗り出したとの報道があったなあ。それで巨万の富を得るための布石を打っているらしい。
バフェットの名言をいくつか紹介しましょう。
「愚か者でも経営できるビジネスに投資しなさい。なぜなら、いつか必ず愚かな経営者が現れるからだ。」
「投資家としての成功に微積分や代数が必要なら、私は新聞配達の仕事をするしかないだろう。」
「ウォール街は不思議な街だ。地下鉄で通勤する人々の助言をロールスロイスに乗って出社する人々が、ありかたく聴くのだから。」