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【国宝】青磁象嵌蓮蘆鴛鴦文浄瓶

浄瓶とは浄水を入れて仏に捧げる道具である。表面には池と蓮蘆の文様が施されている。

柳竹の文様は、観世音菩薩が柳の枝と浄水で衆生から供養された後に、甘露水が入った浄瓶で彼らの病を治したという「伝楊柳観音菩薩」に由来する。

青磁象嵌蓮蘆鴛鴦文浄瓶 高さ37.0㎝ 12世紀後期 国宝第66号

浄瓶はこのように仏教儀式に使われていたため、高麗仏画の「水月観音図」にも描かれている。

青磁象嵌蓮蘆鴛鴦文浄瓶 高さ37.0㎝ 12世紀後期 国宝第66号

浄瓶に関する記録は、仁祖1年(1123) 高麗に来た北宋の使臣、徐兢の「高麗図経」(宣和奉使高麗図経)にも見られる。高麗の首都、開城に入ると、普通の水瓶と違って入り口と注ぎ口がある独特な形の瓶が貴族や富豪ばかりか、寺院や民家でも使われていると記されている。

高麗は仏教を国教とし、青磁の浄瓶を使っていた。これほど品のある浄瓶は珍しく、おそらく王室で使われたと推測される。

1 COMMENT

紳助? 今田?

これでマッコリ飲んだら美味しそうだなぁ~😊
そんな不純な考えをしてしまった👀💦
でも、こんな貴重な文化財が、まだいっぱい眠っているのかな?どこかに~👀
「なんでも鑑定団」に出品してもらいたいな~

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