【投稿】眼科の待合室で…

先日、私も白内障手術を受けた。私が行った眼科の白内障手術は、毎週木曜日に行われ、翌日は一般診療の前に必ず消毒を終えるように時間が決められている。

手術を終えた目には、カッペというプラスチック製の器具がかぶせられ、その上に眼帯の3～4倍もあるガーゼを紙テープで留めるのだ。

翌日、待合室で一瞬ギョッとした。自分も同じなんだけど、片方の目に大きなガーゼ、その下にマスク。どちらかの目だけ出した十数人の顔がズラリと並んでいるのだから笑。

待合室では女性がほとんどなので、待っている間にしゃべるわしゃべる。あまりにもうるさいので、すぐに先生が出てきて、マスクの上に指を立てて「シー」。一瞬、静かになるが、少し経つとまた小さい声でおしゃべりが始まった。男性に比べて、女性は何でおしゃべりなんだろう。

眼科の患者が、待合室で自分の夫や家族のことを平気で話し始めた。どうしようもない話なのだが、自然と聞こえてきてしまうので、何を話しているのか聞こえてしまう。

「私、通販が大好きで、いつもスマホで注文して、うちの夫に受け取っておくようにと命令するの。うちのババアは耳が遠いから、宅配便が来てもわからないからさ。ババアは」と同居している姑のことをババアと呼び捨てにして、悪口を言って笑っている。

自分の夫と姑の悪口を平気でしゃべり、バカにしているのは気分が悪くなるが、私と並んで座っていた男生がついに堪忍袋の緒が切れ「うるさいぞ！」と怒鳴る。

それからは小声にはなったが、相変わらず彼女主導でおしゃべりが続く。とにかく待合室がいつもいっぱいで、コロナの感染が怖いので、おしゃべりもいい加減にしてほしいと思うのだが、おしゃべりはおばさんの特権かなー？と思う今日この頃だ。