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【健康】あなたもいつかは認知症の当事者に?

今、アルツハイマー型認知症の新薬が話題を呼んでいる。 エーザイ が米企業と共同開発した「レカネマブ」という新薬だ。今年の年明けにアメリカで迅速承認されたのに続いて、日本でも申請が出された。

様々な原因で脳の神経細胞の活動が低下し、記憶や学習などの認知機能が損なわれる状態を「認知症」と呼ぶ。日本国内には約600万人の認知症患者がおり、その7割が「アルツハイマー型認知症」だという。いま認知症に広く使われている薬は、脳内に残っている神経細胞を活性化させるものだ。 効き目には個人差があるうえ、 進行を遅らせる以上のことは難しいという。

これに対し「レカネマブ」は、病気を起こすと考えられている、異常なタンパク質を除去するよう設計されたまったく新しい薬だ。原因に直接働きかける薬は初めてで、認知症治療の大きな節目になると期待されているのだ。

60代が過ぎた頃になると自然と話題は「どんな風に死にたいか」「 やるべきことをやってから死にたい」「 突然死は絶対イヤだ」など、まさに十人十色だが、共通して言えることは「 ボケたくない」というものだ。「 ボケる」ことはすなわち、人間らしさを失うことだと考えられているからだろう。

ただ認知症が病み嫌われる理由は、そうした結末よりも、むしろそこへ至る過程にある。 大半の人はある日突然、認知症になるわけではない。 知らず知らずのうちに下り坂を降り、振り返れば来た道を戻れなくなっているように、今まで当たり前にこなせていた作業が徐々にできなくなる。 物忘れが度を越し、周囲に迷惑をかけ始めるのだ。その一つ一つが自尊心を傷つけていく。

 失敗する自分と、それを認めたくない自分とが葛藤し、 早期の受診をためらったり 引きこもったりする。認知症だけにはなりたくないという世間の見方も幸いし、当事者や家族はどんどん孤立していくのだ。

新薬の「レカネマブ」は早期の検査と投与で効果が期待できるという。 早く手を打つことでその選択肢は増えていく。 2025年には 高齢者の5人に1人が認知症という 推計もある。認知症は多くの人が向き合う 病気と考えた方がいい。 諦めや居直りではなく、病気に対する認識や社会の認識を変えていこう。

認知症になった蛭子能収さん

かつてはガンだって「 死病」とみなされ、口にするのも憚れられた時代があった。高齢化とともに患者数は増え、目まぐるしいガン研究も進んで、今やガンも普通の病気になった。医療の進歩に合わせ、私たちも変わる必要があることは確かなようだ。 

2 COMMENTS

元気にしにたいな~

出来れば自分や家族友人を忘れるようにはなりたくない。そんな事は当たり前だけど、この先はあり得る事で。
友達に「誰だっけ?」と言われたらきっとショックだろうけど、自分がそうなるかも知れないし。

薬が出たんだ?アルツハイマーに効くのか~。嬉しいニュースだけど、保険がきかない高額医療になるんじゃないかな、しばらくは。
うん、いさぎよくしにたい。🤣

でも、自分は幸せ~💕

”ボケたっていいんじゃない? 人間だもの~”
なるようにしかならないよね~💦
でも、最近物忘れが激しくなっちゃった~👀💦
先日も、洗濯機に洗い終わった服を、翌日までそのまま~💦
芸能人の名前が、思い出せなくて、1日中冷や汗をかきながらもがいたし~💦
しゃんめぇ~ にんげんだもの~

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