梅雨明けから本格的な夏へ

【投稿】味気ない街と店

私が住んでる街は、東京の都心からはちょっと離れたベッドタウンにある。駅の名はかつて鎌倉時代の中心地であった地名がつけられており、駅から徒歩圏内には有名な神社がある。今でも駅を降りると、鬱蒼うっそうとしたケヤキ並木が生い茂り、いにしえのみやこ風情ふぜいが多少は残っている。

しかし今や、商業ビルやマンションが立ち並び、昔の風情はどこへやら、何か味気ない街になってしまった。

かつてはこの駅前にも「駅前食堂」というものがあった。東京にも「大衆食堂」や「食事処」の暖簾のれんがあったと思うが、入口の食堂脇のショーケースには、ちょっと古びた蝋細工ろうざいくの食品の見本が飾ってあった。

写真はイメージ

店内はデコラ貼りのテーブルが5〜6個とカウンター、そしてその奥には調理場があって、ご主人が黙々と鍋を振るう。フロアを仕切るのはこの店の奥さんだ。テーブルの下に無造作に置いてある週刊誌やマンガを読みながら注文の品を待ったものだ。

私にとって駅前食堂は、カツ丼からチャーシュー麺まで、手頃な価格で空腹を満たしてくれる大切な場所だった。それが今では、大型チェーン店のうどん店や牛丼店、ファーストフード店に変身してしまった。そして出迎えは店の奥さんではなく、タッチパネル式の券売機に変わっってしまった。

写真はイメージ

しかし最新のディスプレー型の券売機には、ちょっと手こずってしまう。まず店の中で食べるのか、外で食べるかを聞かれる。 続いてうどん、丼、カレー、ラーメンのグループを選ばないと先をすすめなくなっている。まだ決めていないんだけど…と思っても、次に進めないのでやむなくどんぶりを選ぶ。

次は、多種多様な中からこれぞと思う丼を選び、ご飯の量から、ネギを入れるか入れないか、ミニうどんやそばをつけるかつけないか、漬物と味噌汁を入れるか入れないかと「セットメニュー」を勧められるが、つかさず断り続ける。

やっと会計と思ったら、クーポンを持っていますかと来やがった。あと何とかカードは?と畳み続けてくる。持ってないよ!とボタンを押して、いよいよ会計だ。現金かキャッシュカードか、交通系ICカードかの選択をし、やっと注文番号のレシートを受け取り、注文を待つ。

となりの券売機では、私よりお歳を召した老夫婦が、操作の仕方がわからず立ち尽くしている。「むかしは、駅前食堂の奥さんと相談しながら決められてたのに…。」

駅前の食堂もおばちゃんがいなくなり、人手不足対策なのか最新の券売機が軒を連ねている。 住んでる街も、お店も、注文方法も、何か味気ないような感じがしてならないのだ。

4 COMMENTS

もうほとんど付いて行けてない💦

あの昭和の人情味あふれる雰囲気を知ってる人たちは、今の時代は味気ないよね💦本当に👀タッチパネルだけでも、おどおどしちゃうもん💦
この新時代に慣れている今の若者が、我々くらいの年になる頃には、世の中はどうなってるのかな?AIに支配されちゃって、ほとんど人いない食堂で、「昔はよかったなぁぁ~」としみじみ話しているのかな?😞

3丁目の夕日

懐かしい〜。けや木通りの中華屋さんよくオモニに連れてってもらった。あの頃は街全体に活気や暖かさがあった。3丁目の夕日🌇だった。

食堂

味気ないとゆうより困ります。口で言った方が全然早いのにーー😣と思いながら、後ろを気にしながら必死にパネルをタッチするんです。どこもかしこも機械でね、私たちより上のお年寄りにはわからないですよね。まー、私もわかりませんが🤣

投稿者さん、食堂に行きたいならこちらへ来てね。まだまだおばさんの食堂ありますよ🤭

お会計もパーコードだよ

「府中駅」は、まだ一度も途中下車したことが無い。(多分…)
一枚目の写真の駅から徒歩で行ける
有名な神社に行ってみたくなった。

「駅前食堂」ではないけれど 大昔、近所に「ときわ」という小鉢やお魚などの惣菜を自分でとって食べる食堂があった。そこのなめこ汁がとっても美味しかった記憶がある。

自分も基本的にタッチパネルは苦手。
だから だんだん外食もしなくなるような気がする。

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