人生100年時代の長い老後を健康に過ごす上で、大敵となるのが、便秘や大腸がんなど腸に関する問題だ。 特に高齢女性にとっては最大の障壁と言ってもいい。国立がん研究センターの統計によれば2020年にガンで亡くなった女性のうち、最も多かったのが大腸がんによるもので、1年に約2万4000人が亡くなっている。
毎日のうんちにこだわらない
女性が便秘になりやすいのは、大きな骨盤や子宮の影響で、男性よりも便が滞りやすいからとされる。便秘や下痢、ストレスなどが原因で腸内環境は悪くなる。その結果、腸が傷つき大腸がんのリスクが増えてしまうのだ。 まず、体の中の腸内環境を整えることが重要だ。
そして、毎日排便しないとダメと思い込んでいる人が多いのだ。 医者に言わせると、排便は2日に1度でいいと言う。 毎日規則正しく排便することが望ましいと思う人がほとんどだが、毎日排便しなくてもよい。かえって「毎日うんち」にこだわると、大きなリスクにつながると言う。
猫背は便秘になりやすい
姿勢にもこだわりたい。排便中にいきみすぎると血圧が上がり、脳血栓や心筋梗塞のリスクが上がる。 また 腸内の圧力が高まるのでその結果、S状結腸、つまり腸がくねくねと曲がり、管が狭くなってしまう。 そうするとむしろ便が出にくくなって、さらにいきむという悪循環が起こってしまう。
また、便秘解消には運動が欠かせない。その中でも ウォーキングが良いとされる。前をまっすぐ見て背筋を伸ばし、ゆっくりと歩く「遅歩き」が効果的だという 。
膝や腰に不安を抱えてる人は、プールで水中歩行をするのも手だ。 階段を上り下りするだけでも腸トレになる。背中を丸めずに背筋をピンと伸ばすことが 便秘予防には欠かせない。
腸内環境は生活習慣の総決算
腸内細菌をコントロールするのが食事だ。 まずは善玉腸内細菌の餌となる植物繊維が豊富な人参や、ブロッコリー など色の濃い野菜を摂ることをおすすめする。緑黄色野菜はカロテンやポリフェノールが豊富だ。またおでんは、大根、人参、ごぼう巻、じゃがいも、昆布巻き、こんにゃくなどの植物繊維が豊富な具材がたくさん入っているので、おすすめの腸活メシだ。
高齢になったら腸の検査を
腸の活性化のために、バターや高脂肪のヨーグルトなどの乳製品も有効だが、多く摂りすぎると、逆に大腸がんのリスクが上がってしまうので注意が必要だ。 ヨーグルトや納豆などの発酵食品も非常に良いとされるが、腸内環境の改善をしつつ、是非とも腸の検査を受けてほしい。
特に高齢女性で一度も内視鏡検査をしたことがない人から、大腸がんが見つかるケースが多いと聞く。60代からでも間に合うので、受けておくと大腸がんのリスクは大幅に下がる。
大腸内視鏡検査は、内視鏡スコープを肛門から挿入し、大腸にあるがんやポリープの炎症の有無を観察する検査だ。健康診断の便潜血検査で、陽性となった場合に推奨される。
女性の中では、内視鏡検査が恥ずかしいという人もいると思うが、「便の腸内フローラ検査」で腸内環境を調べることもできるのだ。この検査ではがんは見つからないが、自分の腸内の状態を把握することはできる。
腸の健康は、私たち高齢者の楽しみに直結するのだ。 まずは明日の朝から実践してみよう。
今日は、うんち💩の話し?
私は便秘知らずです👀 どちらかと言えば、緩すぎて困っちゃうタイプ😆
でも、女性で便秘に悩んでいる人多いよね~😢
腸の問題や子宮の問題もあるけど、我慢しちゃうのが良くないんじゃないの?
催してこなくても、便器に座って、お腹をマッサージして、出しちゃう習慣を付ければ良いのに~👀
大腸癌?一番多いんだ?
て言われてもね~💦💦