【投稿】始めよう！ダンベルトレーニング

「自宅で筋トレを始めたい！」と思い立った人の多くは、まず器具を使用しない腕立て伏せや腹筋運動から開始する。しかしほどなくすると「続かない」「 効果が得られない」と言った壁に当たる人が増えている。 実は私もその一人だ。

途中でやめてしまう最大の理由は、腕立て伏せや腹筋運動は、自分の体重を負荷として利用するので、その調整がとても難しいことだという。負荷を適切に調整できなければ、効果が上がりにくいのは当然で、効果が実感できなければ、やる気も低下してしまう。

そこで近年では、ダンベルで筋トレをすることを推奨している。特に業界でも技術革新がなされ、ダンベルも「アジャスタブルダンベル」というトレーニング目的や筋力に応じて適切な負荷を調整できるいろんなダンベルが登場している。

ダンベルの英語表記は「Dumbbell」だ。「dumb」は音が出ない、「bell」は「鈴」を意味する。これらを合わせて直訳すると、ダンベルとは「音が出ない鈴」になる。ダンベルという言葉が生まれた時代には、鈴と形状が似たダンベルが、当時はあったのかもしれないとその形状を想像してしまう。

ちなみに、最近あまり聞かれなくなったが、日本は近年までダンベルを「鉄アレイ」と呼んでいた。これはダンベルを日本語化する際に「dumb」の「音が出ない」を意味する日本語の「唖ア」と、「bell」を意味する「鈴すず」の音読みの「レイ」をくっつけて「アレイ」としたと考えられている。 つまり「アレイ」は「 ダンベル 」を翻訳して作られた日本語だったのだ。

さてトレーニングを始めるにあたっては、ダンベルだけではなく、ベンチやマットも必要になってくる。まだトレーニングをする前からあーだこーだと考えてしまい、結局、いまだダンベルも購入していない私なのでした。