秋はきのこの季節である。「香りまつたけ味しめじ」などという言葉があるが、きのこには古くから薬として珍重され、栄養価が高いという側面がある。近年には科学的な研究が進み、様々な疾患に対して大きな予防効果を持つことが分かってきた。
中でも注目が集まるのが、がんへの予防効果だという。きのこをよく食べる人は、特に乳がんになるリスクが下がるという報告もある。
では1日どのぐらいの量のきのこを食べればいいのか。研究によると大量にキノコを摂らなくてもいいそうだ。日々のメニューに少しだけキノコを加えるだけで、予防に必要な量を摂ることができるそうだ。
きのこ研究の第一人者である神戸薬科大学の研究者は、特にまいたけをおすすめしている。 まいたけには、がん細胞を殺傷する免疫細胞を活性化させる成分が含まれているという。
炊き込みご飯や味噌汁などに入れると、汁も全部食べることができるのでおすすめだそうだ。 しかしフライパンで炒めると、成分が油に溶けてフライパンに残ってしまうので、肝心な成分を充分摂ることができないそうだ。
もちろんキノコの健康効果は、がん予防 だけにとどまらない。 キノコに多く含まれる食物繊維は、腸内環境を整える役割を果たす。腸内環境が整うと免疫力も上がるので、インフルエンザやコロナなどの感染症の対策にもなるし、秋バテ予防にも効果が大きいという。さらに腸内環境の改善は、女性を悩ます便秘解消にもつながる。 しいたけ、まいたけ、えのきだけ、ぶなしめじ、きくらげなどは多くの食物繊維を含んでいる。
また便秘以外にもう一つ、高齢女性にとって気になるのが骨粗鬆症だろう。きのこに含まれるビタミンDには骨を作るカルシウムの吸収を助けてくれ、骨粗鬆症やフレイルの予防が必須となる栄養素をたくさん含んでいる。ビタミンDを多く含むのは しいたけ、えのきだけ、 エリンギなどである。
特に骨粗鬆症予防には、きくらげがいいという。きくらげは水で戻して油で炒めると、普通のきくらげ より食物繊維の量が増えるため、骨粗鬆症を避けたい女性の強い味方となり得る。
では、健康効果も高く今が旬で価格も安い、この時期にぴったりのキノコを使った料理も紹介する。
秋になると特に私たちの世代では、煮物や汁物にきのこが入ってる料理を好む方が増える。 ご飯を食べたければ「炊き込みご飯」がいい。手間を省くなら、ぶなしめじやしいたけ、えのきだけ、ベーコンなどを、バター醤油を炒めて炊いたご飯に入れて混ぜご飯にすると手軽に食べられる。
味噌汁はどうしても塩分が多いので、塩分の排出効果があるカリウムが多いなめこなどを入れてなめこ汁にしたらいいでしょう。
特におすすめは、ぶなしめじ、ウインナー、長ネギを斜め切りにし、ざく切りにしたキムチをボールに入れてよくかき混ぜる。 そして耐熱皿に入れてピザ用のチーズをのせてオーブントースターで5分ほど焼けば、「ぶなしめじとキムチのあったかグリル」の完成だ。
またきのこを入れた簡単「きのこ豚キムチ」などもおすすめだ。
きのこは1種類ではなく普通の種類を楽しんで食べることが大切だ。自分の好みや体調に合わせて組み合わせて色々な栄養素を摂ることが重要だと思う。 栄養価の高いキノコがたくさん出回る秋こそ、積極的にきのこを食べて体を整えたい。
キノコ、だ~好きです💕
松茸はもちろんだけど、マイタケもしめじもみんな好き💕
昔、紅茶キノコやサルノコシカケや、キノコブームがあったよね~👀
身体に良いのは分かってたから、それで好きになったのかも😊
一杯食べた翌日の便に出て来るしめじだけは、ちょっと困るけど~😆
舞茸❗舞茸がまだポピュラーではない時代がありました。
舞茸を広めたのは、何を隠そううちの近所のマイタケ屋さんの社長です❗私とはなーんの関係もありませんが、「近所」が自慢です🤣