【投稿】楽しい鍼灸院　その②

治療院での患者さんとの会話は大事です。症状や体調のことはもちろん聞くし、最近の生活の様子なども治療や施術の参考になります。しかし、一般的な巷ちまたの話題もそこそこ話せないと、患者さんとのコミュニケーションに困るんです。

私の治療院に勤めていた女性は、45分間の通勤時間を利用して、３紙ほどのスポーツ新聞に目を通して話題作りに努力していました。私も朝のニュースは必ずチェックするし、ヤフーニュースも隅々までチェックするようにしています。

でも、まずは差しさわりの無い天気の様子などは、話題としてはもってこいです。「最近寒くなってきましたね～」「今度の台風は本州に影響しますかね？」「今年は花粉が多く飛び交うらしいですよ～」「朝晩の寒暖の差が大きくて体にこたえますね～」など、差しさわりの無い話から、体調のことや、痛みのことなどのヒントをつかむことすらあるんです。

以前、ほぼ毎日通ってマッサージを受けていた８０歳過ぎの女性の患者さんがいました。少し耳が遠くなってきてはいたものの、しっかりと顔を見て話をすると認知症も無く、ちゃんと会話ができるほどの元気なおばあちゃん。

ある日、来院してベッドにうつぶせで治療を受けている患者さんに、前日の強風のことを話しました。
「井〇さん、昨日は『風』が強かったけど、今日は『風』がやんで良かったですね～」とやさしく話しかけると、「お・か・げ・さ・ま・で～～～『風邪』は良くなりました～??」と💦「風」と「風邪」を勘違い👀💦

ここで、強く訂正するのもコミュニケーションの妨げになると思い、「ああ～💦それは良かったですね～💓」とやさしく「風邪」の会話にお付き合いしました💓たわいもない治療院での会話ですが、治療に差し支えなければ、このくらいは許容範囲なのです。

その勘違いに、少し「すくっ」て笑ってしまう私でした💓さぁ～次は？

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