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【投稿】麻原彰晃の遺骨をめぐっての争い

昨年にこのブログの記事でも出ていたと思うが、私の友人の義理の父が88歳でこの世を去り、その遺骨を生前に義父が望んでいた通り、お葬式は家族葬で執り行い、四十九日を過ぎて海洋散骨を済ませたと聞いた。

後日友人は「散骨してとても良かった」と述べていたが、私も死んだら海に散骨してもらおうと思っている。死んでまで息子や娘の世話になりたいとは私は思わない。


いま死刑囚の遺骨をめぐって娘と国が争っているのを知っているだろうか。地下鉄サリン事件などで日本を震撼させ死刑に処された、オウム真理教元代表の松本智津夫(麻原彰晃)の遺骨を、麻原の次女が自分に引き渡すよう国に求めた裁判だ。次女の訴えを認めた東京地裁の判決を不服として、国が3月18日に控訴をした。

死刑が執行されたのは 2018年7月6日。麻原は遺骨となったがここでトラブルが発生する。まず死刑を執行した法務当局が保管する遺骨を、誰が受け取るのかをめぐって麻原の家族の間で裁判沙汰になる。

国は死刑の執行直前に麻原元死刑囚が四女に遺骨を渡すように求めたとして、オウム真理教の流れを汲む「アレフ」などと距離を置く四女に引き渡そうとしたが、次女と麻原の妻らが、遺骨を求める要求書を提出。 最終的に最高裁判所は、次女を所有権者とする決定を2021年に下し確定した。

しかし今度は国が、後継団体に悪用される可能性があると言って、遺骨を引き渡すことを安全上の懸念から拒否。そこで今度は次女が東京地裁に訴え、3月13日に引き渡しを命じる判決が下された。

国の言い分もあるだろう。国は当初は引き渡しを覚悟をしていたが、弔うためという次女が遺骨をどのようにするのか明らかにせず、アレフなどに悪用される懸念が拭えないとして交渉が決裂した。

亡骸や遺骨はそれを崇めるものにとっては重要な意味がある。思い返せば2001年のアメリカ同時多発テロ事件の首謀者であるウサマ・ビンラディン容疑者も殺害後、米軍により遺体は海に沈められた。

そしてこれはオウム関連団体を敵視の対象とする公安調査庁のメンツもあるだろう。高裁から最高裁まで確定するのはまだまだ時間がかかるが、果たして決着は着くのだろうか。

ここで私たちが忘れてはならないのは、北朝鮮のピョンヤンにある二体のご遺体のことだ。

いま、二つのご遺体は、北朝鮮の社会制度の維持のために、絶対必要な「アイテム」になっている。亡くなられた当の御本人たちは、遺体をミイラ化され、死んだ後も「崇拝の対象」とされていることに対して、あの世でどのように思っているだろうか。

先々代と先代の悲願である祖国の統一政策を全否定している若き指導者なので、この際、ご遺体も荼毘だびに付したほうが良いのではないだろうかと私は思っている。

2 COMMENTS

死んだらおしまい💦

麻原の遺骨ねぇ~💦まったく困ったもんですね~😢
いっそのこと硫酸でもまいて、どろどろにして下水に流しちゃえば~💦
北の元指導者の遺体ねぇ~💦 これも困ったもんだね~😢
やっぱり荼毘にふして、白頭山にでもまいたら?

焼却しちゃえば?

私も荼毘に一票。
現代のミイラでもないし、維持費がかかりすぎ。

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