春のうららかさを感じよう

猪飼野ー追憶の1960年代⑨

猪飼野には映画館がたくさんあった。東映、大映、日活、松竹、そして洋画館。今はスーパー、マンション、建て売りになってしまい、当時の面影はかけらもない。中でも「イカイノ東映」はこっそりと入れる「僕たちだけの秘密の入り口」があった。

映画といえばもう一つ、道ばた上映会である。主催は総聯だったと思うが、私の暮らしている路地では白い幕を張って、しばしば北朝鮮の宣伝映画を映していた。金日成元帥の功績を讃える映画だっただろうが、内容はよく覚えていない。

ただこの日は地蔵盆と並んで夜遅くまで「合法的」に外で遊べる「解放の時間」で、子供でもわくわくする一瞬だった。

1 COMMENT

どぶろっく~おもろい👀

68年?👀 28が小学校2年か3年の頃だね~👀
帰国事業がいつ頃だっけ?熱い同胞がいっぱい居たころだね~💦
夜な夜な煮豚とどぶろくを飲みながら議論していたんでしょうね~👀
これも、立派な在日の歴史だもんね~ 

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