【投稿】今が旬だよ“稲城の梨”

9月のおいしい果物と言えば「梨」。梨は全国のスーパーの陳列棚にも並んでいるが、この時期は多摩川を渡って近所の稲城市まで買いに行く。

東京の稲城市って知らない人が多いと思うが、有名なのは、東京よみうりランドと東京ヴェルディの本社があり、そして多摩川梨とイラストさんの自宅しかないような気がする（笑）

「多摩川梨」は川崎市を中心に、東京の稲城市や日野市など、多摩川流域の自治体で収穫されるブランド梨だ。多摩川の河川敷の土壌は、梨の栽培に適していて、とてもおいしい梨ができるという。

1927年に多摩川沿いの梨の生産組合が団結して「多摩川梨」と命名した。特にこの地域の梨は、果汁が豊富で甘味が多く、シャキッとした食感がいいのだ。

この梨を食べたら、もうスーパーで売っている梨を買って食べる気にならない。冗談ではなくそれほど旨いのだ。そして、もぎたての大きな梨も大好評だ。皮を剥いているそばから、果汁がしたたり落ちてくるほどのみずみずしさだ。

シーズン中、市内の梨園や直売所では、さまざまな梨が直売され、はるばる市外から買いに来る人たちも多く、大にぎわいだ。稲城産の梨は贈答用としても喜ばれていて、全国に発送される。

またこの時期は「高尾ぶどう」も食べごろだ。梨もぶどうもスーパーと比べたら値段はちょっとお高めだが、夕飯後に地元産のフルーツを食べ続ける生活がしばらく続く。

でもこれが結構、太る原因だとは分かっているんだが、どうしてもやめられない…。