Step 4:育成・収穫
最終間引きを終えると、どんどん葉が増えてきます。
下の写真くらいに葉が込み合ってきたら下葉から1枚ずつ手で摘み取って収穫をはじめることが出来ます(ハサミを使わなくても簡単に手で葉を折り取ることが出来ます)。
サンチュの収穫方法ですが、株ごと引き抜いて収穫するよりも、葉を1枚ずつ摘み取って収穫したほうが遥かに多収となります(この収穫方法を「かき取り収穫」と呼びます)。
草勢を維持するため、最低でも7枚程度の本葉を残すようにするのがポイントです。
かき取り収穫を続けながら適切に水やりと追肥を行えば、下の写真のようにどんどん大株に成長し、レリーフプランター1つで毎週大量のチマ・サンチュを味わうことが出来ます。
食べたいときに収穫し、採れたてのサンチュをそのままサラダとして頂くと、家庭菜園ならではの新鮮な素材の味と食感を楽しむことが出来ます。
下葉から手で1枚ずつ葉を折り取って収穫する「かき取り収穫」の場合、収穫した分だけ茎が成長し新たな葉が増えるため、数カ月間、収穫し続けることが出来ます。
下葉から順次収穫することで株元の風通しが良くなり、また、葉が土に触れることも無くなるため、病虫害の被害も受けづらくなります。
徐々に株が疲れ、大きな葉が出なくなったり、花が咲き始めたら栽培終了の合図です(写真は2カ月間収穫した後の様子)。
栽培のポイント・注意点
チマサンチュは無被覆でも虫害がなく、その点では育てやすいのですが、根の抵抗力が弱く根腐れによって枯れてしまうことがしばしばあります。
根腐れの発生要因は、過剰な水分や肥料です。特に水分を与えすぎると根に酸素が回らず、窒息してすぐに根腐れを起こしてしまうため「土表面がしっかりと乾いてからたっぷり水を与える」ことを特に意識した水やりが大切です。
レタス類全般に言えますが、サンチュは暑さに弱く、夏の暑さでトウ立ちしてしまうことがあります(トウ立ち=抽苔(ちゅうだい)=花芽が伸びて、葉が固くなり、食用に適さなくなること)。
そのため、栽培は夏季を避け、春作なら夏前には栽培を終えるように、秋作なら暑さが和らいだ頃に種をまくスケジュールとしましょう。
サンチュは日が長くなるとトウ立ちする性質があります。街灯や屋外灯などで夜間も明るい場所で栽培すると、適期でもトウ立ちしてしまう場合があります。極力、夜間に光の当たらない場所にプランターを設置するようにしましょう。
チマサンチュの発芽適温は15℃~20℃で、25℃以上では種が休眠し、発芽しない性質があります。また、チマサンチュは好光性種子なので、発芽するためには光のエネルギーを必要とします。
そのため、涼しい季節にタネをまき、覆土は浅めにするようにしましょう。
サンチュは、ほどよい苦みが特徴で、焼肉やサラダなど私たちには欠かせない葉もの野菜として人気です。葉をかきとって食べる「包み菜」とも呼ばれます。生育は旺盛で病害虫にも強く、丈夫で育てやすいです。寒さに強く暑さに弱いので春と秋が栽培適期です。また外葉からかきとりながら長く収穫できるので、株数が少なくてもたくさん収穫できます。私たちもこの機会にぜひチェレンジしてみてください。
ここまで、手間暇かければ~さぞ美味しいサンチュを楽しむことが出来でしょうね😍
サンチュは~大好きです👍
でも、「間引き」と言う単語が、ギクッと反応して辞書で調べました👀
「増えすぎたとされるものを人為的に減らす意味で使われ、生まれた子供をすぐに殺すことに使われた例もある。」との意味もあり、そっちに偏ったイメージの単語でした😢
よ~し、私も、「間引き」して美味しいサンチュ作ろっかなぁ~👏