短編映画『朝鮮の子』

ブログを楽しく拝見しています。みんなの充実している<今>が感じられて、見ているほうも豊かな気持ちになります。年を重ねて暮らしも落ち着いて<今>に余裕ができた頃、私はふと感じました。<何かを忘れかけているのではないだろうか…?>
何かを忘れてしまう前に、今の自分を形成しているもの、同級生や友達にめぐり合わせてくれたもの、両親や祖父母たちがしっかりと築き上げてくれた大切なものを胸に刻みたいと思いました。

そんな考えを抱いている中、今から66年前の1954年に在日同胞によって制作された初の短編ドキュメンタリー映画『朝鮮の子』を YouTube で観ました。

「朝鮮の子」は、ウリハッキョが都立校だった1952年、行政による廃校の危機からウリハッキョを守るために作られたドキュメンタリー映画です。
あらゆる差別を受けながらも、たくましく生き抜く在日同胞たち。そして、大人たちの姿を見ながら<立派>とはほど遠い校舎で飢えや寒さに耐えて必死に学ぶ子供たちの姿が描かれています。
学生の作文によるナレーションと子供たちの明るい瞳が印象的でした。

この映画を機に邦画やラジオ、テレビにも在日朝鮮人が堂々と登場するようになりました。吉永小百合の『キューポラのある街』や『にあんちゃん』など。

遠い昔に観たので記憶も薄れていると思いますが、この年齢になって改めて『朝鮮の子』を観ると、かえって新鮮です。ブログを通じて昔の懐かしい短編映画を紹介できるなんて便利な時代です。

能書きが長くてごめんなさい。とりあえずご覧ください。

いかがでしたか?何か大切なもの、忘れていませんか?

(助さん)