春のうららかさを感じよう

新ブログの裏ばなし①

きっかけ、いや妄想の始まりは2019年11月9日だった。その日、上野の東天紅で開催された東京朝高28期還暦同窓会の第1部セレモニーで覚えた彼らの喜悦はいかばかりだったろう?浴びせられる賛辞と拍手喝采に彼らは快感のトランス状態に陥った。

その年の3月からスタートさせた同窓会ブログ。試行錯誤を繰り返しながら半年以上にわたった悪戦苦闘の日々。企画を練り、溢れる原稿やコメントを整理し、けんしょう炎になるぐらいイラストを描きまくり毎日更新したその苦労やストレスは想像を絶する。

ゴールは同窓会。宴の写真や動画をアップし実行委員会の総括をフォローさえすればお役御免のはず…だった。しかし、同窓会ブログの管理人や編集者たちの目論見は宴によって見事に打ち砕かれた。

彼らはセレモニーでトランプと安倍のマスクをかぶって笑いを取れればグッドぐらいに思っていたが、マスクを取った瞬間、大歓声が巻き起こったのだ。その後も同級生たちが次々に労いの言葉をかけてくれ、一緒に写真を撮ろうと誘って来る。2次会に移行しても賛辞は止まなかった。

管理人J:(これって気持ち良すぎるぞ〜、クセになっちゃいそう。)
イラストレーターR:(俺は今めっちゃモテてる。これまでの人生で最高!!)
と感慨がこみ上げる。っとまぁこんな感じだろうか..
同窓会終了後もブログを続けてとの要望が後を絶たなかった。実行委員会の総括でもブログを継続すべきだと念を押され、ブログにかかる諸費用にと同窓会の残金◯万円まで託されてしまった。

こうなると、もう後には引けない。あっ、違うな。言われなくてもJもRもOもブログに対してカッパえびせん(やめられない止まらない)の境地。やめる気なんてとっくに消えている。東天紅ブログ運営の〈苦痛〉は忘れようもないが、称賛の成功体験は彼らを新たなブログへと急き立てている。
J:(どうせやるなら、ブログの間口を広げよう。オープンもありかな?)
と色気を出す。
R:(イラストは小出しにして今回は編集で名をあげよっかな!?)
と企んでいる。

そんなに簡単な話ではないと思うのだが… 新しいブログがスタートするまでにはまだ時間があるとはいえ、準備することが山ほどある。ブログの名称やデザイン、企画はどうするのよ?……

続く

2 COMMENTS

管理人さん頑張って👍

新連載だな。ほぼノンフィクションか?ブログ制作者の苦悩と喜びが伝わって来ましたよ。
管理人さん頑張って👍

徳明男

皆んなの生きる希望楽しみ喜ぶ、大変だけど無理ない範囲で続けてほしい、感謝ありがとう^_^

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