おかしな娘のオモロイ話(30)ー実家での1コマ1

じゅん丸の出産から1か月後、私は自宅に戻った。天国のような実家とは違って毎日が戦争である。夫の夜勤の日。さすがに三人を私一人で見るのは無理なので夜ご飯を食べに実家へ行く。ちゃん丸、カレン、じゅん丸の三人を連れて。

カレン:ハルベ―!
父:おお、来たか!
父のうれしそうな声が聞こえる。
母:ごはんできてるよ。早く食べな

夜ご飯をありがたく食べる。私はちゃん丸とカレンにごはんをあげながら、自分
も急いでかきこむ。じゅん丸が泣いてない今がチャンス!! 食べてるうちにじゅん丸が「ふぇっふぇっ」と泣き出した。

まずいぞ。赤ちゃんはなぜ母親がご飯を食べる時になると決まって泣くのだろう。泣き声を無視してご飯を食べていると、さすがに父が箸を止めてじゅん丸を抱っこ。

父:じゅん丸~~、オンマは今ごはんを食べてるからな~。
私はソッコーで完食し、じゅん丸を受け取る。

さて、今日はこれから三人をお風呂に入れなければならない。ちゃん丸とカレンはまだ食事中。

私:オンマ、私とじゅん丸お風呂入るね!ちゃん丸とカレンをよろしく~! お風呂出たらじゅん丸もよろしく~~! ミルクもあげてね。母には私と同レベルのタスクが求められている。

私はじゅん丸を高速でお風呂に入れる。泣くこともなくうっとりしながらお湯に浸かるじゅん丸。お利口さんだな。じゅん丸を洗い終えたところでお風呂の呼び出しボタンをポチッ!まだごはんも食べていない母を容赦なく呼び出す。

母はじゅん丸を受け取りに来るついでに、ちゃん丸とカレンを風呂に連れてきた。子どもたちと赤ちゃんを交換こ。じゅん丸は母に服を着替えさせてもらって、ミルクを飲んでいる。さいわい、うるさい上の二人もお風呂中でいない。
とっても貴重な、母とじゅん丸のしばしのくつろぎタイムである。(つづく)