おかしな娘のオモロイ話(35)ー夢の国

ちゃん丸の 5 歳のお誕生日。今年はディズニーランドへ行くことにした。ちゃん丸のお誕生日という名目で、日々頑張っている自分へのご褒美を兼ねて。ちゃん丸とカレンは、まだディズニーランドへ行ったことがない。

その前夜。
夫:ちゃん丸!明日はいよいよディズニーやな。ネズミの遊園地やからな。ネズミに会えたらええな
ちょっと、ネズミって… 夫は大阪人なので、どちらかと言えば、ディズニーを白けた目で見ている。
ちゃん丸:えぇ?!ネズミって… トムとジェリーの遊園地?!ぼく、ジェリーに会いたいなぁ!!

まさかのネズミ違い。ちゃん丸は目を輝かせている。ヤバいぞ。
私:ちゃん丸、ジェリーはいないんだよ。ネズミっていうのは、ミッキーさんのことだよ
ちゃん丸のテンションがみるみるうちに下がっていく。
ちゃん丸:なぁんだ。ボク、ミッキーなんか全然好きじゃないのに。トムとジェリーが良かった。

不穏の空気が流れる。トムとジェリーに会えないと知ったちゃん丸のテンションは当日も低め。さいわい平日で全然混んでないし、あまり待たずに乗り物に乗れた。

私にとっては5年ぶりの夢の国。誰よりも楽しんでいる。今日の私のメインは、ニューアトラクションの「ソアリン」! 朝イチでアトラクションの時間指定のチケットをゲット‼カレンは身長制限で乗れないので、ちゃん丸と二人で乗ると約束していた。

午前 11 時。
ちゃん丸:ねえねえ~!ボク帰りたくなってきちゃった。
私:もう?! 9 時に入園したばっかりだけど。

慌てて機嫌を取るも、ちゃん丸は相変わらず楽しくなさそう。ソアリンに乗る時間は13:40 からなので、あと 3 時間はねばらなきゃならない。ちゃん丸とカレンはキャラクターが歩いていても、めちゃくちゃ冷めた目で見ている。私だけが張り切って手を振る。

13 時半。
ちゃん丸:オンマ、ボク「ソアリン」乗りたくなくなっちゃった。
うそだろ?! どんなに説得しても気が乗らないようだ。私の必死さに、ついに夫が笑い始めた。
夫:俺らオンマが楽しんでる姿見とくわ。

唯一の救いは、ソアリンが屋内型アトラクションだったこと。もしもメリーゴーランドのように外から見えるタイプだったら、きっと一人で乗る私と外から手を振る夫と子どもたちの姿に、園内スタッフさんは戸惑ったことだろう。結局、私一人がソアリンを乗るのを夫と子どもたちが待つという、本末転倒な結果に。

夫への申し訳なさとは裏腹に、私のワクワク感は止まらない。夢の国って、いいなぁ!ちゃん丸のチケットも余っていたので、スタッフさんに交渉して一人で二回乗ってしまった。こうなると、もう恥ずかしいとか第三者の目とかも全然気にならない。

せっかくじゅん丸を実家に預けてまで来たのに、14時にはネズミのパークを去ることに。
私:あぁ~~!楽しかった~!!!
満喫した私を見て夫もなんだか嬉しそう。
夫:楽しめて良かったなぁ~!オレさ、いいこと考えたんだけどさ、これからは家族みんなで舞浜に来て、オンマだけディズニー行ったらいいんちゃう。俺ら近くの公園で遊んどくから。お金もかからないし、皆楽しめるし、めちゃくちゃいい案やろ?

誰のためのディズニーだったのか、全くわからなくなってしまったけれど、私にとっては最高の1日だった。

1 COMMENT

5歳のお誕生日おめでとう🎂

いつも頑張っているオンマにとって
最高の一日で本当に良かった~⤴️
大阪人の夫の特徴なのかな?
わが家にも同じ感じの夫がいます(^^;(笑)

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