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【投稿】人工衛星発射は国威発揚が狙い?

北朝鮮が通報した「人工衛星」の発射は、技術力の進展を誇示し、約2週間後の建国75周年に向けた国威発揚が狙いとみられる。5月の打ち上げ失敗後、エンジンの実験を繰り返す過程で、ロシアの技術支援を受けた可能性も指摘される。

◆「お祭りムード」で建国記念日を迎えたい

北朝鮮は9月9日の建国記念日に民間武力の軍事パレードを予定している。建国75年は、朝鮮戦争の戦勝記念日70年と位置付ける7月27日と並び、今年の北朝鮮にとって重要な日だ。

この日を前に、兵器開発5カ年計画の重要課題とする偵察衛星打ち上げを成功させ「お祭りムードで当日を迎えたい」(世宗研究所の鄭成長チョンソンジャン統一戦略研究室長)思惑が透ける。

北朝鮮は5月31日の打ち上げ失敗を「新型エンジンが信頼性、安定性に欠けた」と認めた。

韓国国家情報院は、北朝鮮が7月に入りエンジン燃焼実験を集中的に行ったことを把握。軍需物資を積んだロシア輸送機のロシア・北朝鮮間往来もつかんでいる。金正恩朝鮮労働党総書記は戦勝節にロシアのショイグ国防相らを招き、軍事協力を話し合ったとみられている。

◆天候に問題がなければ24日に発射か

そうした状況を踏まえ、韓国の梁茂進ヤンムジン・北韓大学院大教授は、今回の衛星再打ち上げにも「ロシアの技術援助があった」と分析する。連続失敗は許されない。韓国防衛産業学会の韓奆熙ハングォンヒ企画室長は、偵察能力に疑問を示しつつも、打ち上げ技術の進展に「相当の自信を持っている」とみる。

22日の朝鮮中央通信は、米韓両国軍が前日から始めた合同軍事演習「乙支ウルチフリーダムシールド(自由の盾)」に対抗した軍事行動を示唆する論評を伝えた。18日の日米韓首脳会談にも触れ「演習で合意事項が実行されれば、朝鮮半島での核戦争勃発の可能性はより現実化する。敵対勢力を懲罰する意志は、発火の時を待っている」とけん制した。

衛星発射通報と同じ日に軍事威嚇することで日米韓への対決姿勢を強調。梁氏は、天候に問題がなければ、通報期間初日の24日に発射に踏み切る可能性が高いと指摘している。

記事は東京新聞webから

1 COMMENT

衛星で何が分かるの?

こんなことで国威発揚されてもねぇ~🤦‍♂️
米を多めに配給したり、防寒着を配った方がどんだけ発揚されるかねぇ~💦
国は貧しいだろうに、この分野だけは最先端を行っているのかな?
ロシアに操られているのかな? ほ~れ、これ使って見ろって😢

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