【思い出】学生服の第2ボタン

卒業式の日に学生服の第2ボタンを、好きな女子に渡す行事ってありませんでしたか？私は中学の卒業式の日に、好きな子に渡した記憶があります。ボタンを渡しながら「高校に入ったらクラブ活動を一所懸命にやるので、卒業したら付き合おう」「うん、待ってます」みたいな会話をしたと思うんだ。

その後東京朝高に入って、約束は私が反故にしてしまいました。なぜって？だって魅力的な女子がたくさんいるんだも〜ん。それっきり小学生の頃から好きだった彼女とは、会話をした記憶がないのです。

その「卒業式の第2ボタン文化」ですが、最近はどんどんなくなってきてるって、知ってましたか？自分なりに想像すると「学ラン」の文化が廃れたということ。

心臓に近い位置に第2ボタンがあるので、一番大切な感じがあるけれど、どんどん制服がブレザーの学校が増えてきているので、第2ボタンとなるとちょうどおへその位置なので、意味がわからないという結果になりますよね。

またLINEをはじめとしたSNSや連絡手段の進化により、そもそも、中学や高校を卒業したところで、あまり「別れ」を感じない人が増え、特に卒業式を「節目」と感じない……という人が増えているのではないでしょうか。まあ、あくまで私の憶測ですが。

どうせ何かをもらうなら、憧れの先輩や好きな人にLINEのアカウントのIDをもらうほうがいい時代なのかもしれませんね。

あなたは「卒業式の甘酸っぱいエピソード」ってありますか？