三越伊勢丹ホールディングスは3月22日、 新宿駅東口駅前にある商業施設「新宿アルタ」の営業を来年の2月28日で終了すると発表した。 営業終了の理由については、グループで進めている百貨店事業戦略の一環と話している。
開業は経済成長に沸いていた最中の1980年だ。松田聖子が歌手デビューし、ルービックキューブが発売され、山口百恵と三浦友和が結婚した年だ。特に話題となったのが7階と8階のスタジオだった。
テレビ放送に対応できる本格的な設備が売りだったが、記憶に新しいのは開業と同じ年にフジテレビがスタートさせた生放送の「笑ってる場合ですよ!」の後継で、32年にわたって放送が続いた「笑っていいとも!」だった。
放送回数は実に8054回に達した。あの当時は「いいとも!」の視聴率も絶好調で、当然のようにアルタの知名度も上がり、新宿で待ち合わせをする際の定番スポットになった。地方から観光客がやってくる新しい東京の観光名所にもなった。若者たちの間では「アルタ前」が合言葉のように使われていた。
アルタという名称は「新しい」という意味の「オルタナティブ(ALTernAtive)」が由来とされている。言葉の意味の通り「既存のものに対して新しいものを発信するという」オルタナティブの意味合いが生かされるのでしょうか。新たな始まりに期待したい。
スタジオ・アルタってそういう意味があったんだ。
知りませんでした。昭和の時代が去り、令和の時代ですかね。
一抹の寂しさもありますが、これも時代の流れですね。
アルタ懐かしい💕
毎日の様に見上げていた大画面。風景が変わるのは淋しいけど、仕方ないですね。年取ったなぁ🤣