防虫菊(除虫菊)はキク科の多年草で、マーガレットに似た白い花を咲かせます。原産地は地中海沿岸のセルビア共和国(旧ユーゴスラビア)で、古くから殺虫効果があることが知られていました。
この花には殺虫効果がある「ピレトリン」という成分が含まれています。キンチョーの創業者である上山英一郎は1886年にアメリカから贈られたきた防虫菊の種子から、渦巻型の蚊取り線香を発明しました。その後、防虫菊の栽培は、和歌山県から瀬戸内海地方へ広がりました。
しかし第二次大戦後に、ピレトリンに似た化合物の「ピレスロイド」が殺虫成分の主流となり、防虫菊の栽培は現在では終了しています。
ピレスロイドも防虫に非常に効果があり、いろんな種類の虫除け製品が発売されています。でも一番嫌われる虫といえば、それは言わずと知れた「ゴキブリ」が代表格ですよね。
近頃はそのゴキブリにも変化が現れているといいます。今までの薬剤では死なない「耐性ゴキブリ」が出てきているというのです。
その耐性ゴキブリを殺す薬剤が現れました。一般にゴキブリスプレーは「防除用医薬部外品」ですが、「アースゴキジェットプロ」は「第二種医薬品」なんです。 なぜかと言うと医薬成分の「メトキサジアゾン」が配合されているからなんです。 これはれっきとした医薬品なのです。
この殺虫剤は、今までの殺虫剤とは違ったメカニズムでゴキブリを殺します。 昆虫も人間も神経細胞と神経細胞はその間を「神経伝達物質」という連絡役が繋いでいます。その一つがアセチルコリンという酵素。そしてそれを分解するアセチルコリンエステラーゼという酵素を阻害すると、中毒症状になり、昆虫は死んでしまうのだそうです。
実は、1995年3月に発生した「地下鉄サリン事件」で使われた猛毒の「サリン」も、このメカニズムと同じなんです。つまり人間の体内のアセチルコリンエステラーゼという酵素を阻害することで、アセチルコリンが蓄積し、その結果、縮瞳や意識混濁、全身けいれん、肺水腫などを起こして、最悪の場合、死に至るのです。
いま使われている野菜や果樹の害虫駆除に広く使われている有機リン系の農薬も、このようなメカニズムで害虫を殺します。そのため、人間にも同様な害を及ぼす可能性があるため、今までは家庭用の殺虫剤には使われていなかった。その代わりに使われていたのがピレスロイド系の殺虫剤なのです。
ところがピレスロイド系殺虫剤の使いすぎによって、それに耐性を持つゴキブリなどが誕生してしまったのです。抗生物質の使いすぎによって耐性菌が誕生したのと同様ですね。
そんな危険な殺虫剤を使っても大丈夫なのか、という疑問を持つ人も多いでしょう。メーカーは毒性は非常に弱いということを宣伝し、危険ではないと言っていますが、無神経に家庭内で殺虫剤をまき散らす事は、非常に危険と言わざるを得ません。
「メトキサジアゾン」を有効成分とした殺虫剤が、次々に発売されているという現状を踏まえて、容量・用途を守り、過度な使用は極力控えたほうがよいでしょう。
この蚊取り線香の臭いを嗅ぐと、夏を感じるし、懐かしい思い出がよみがえる~💕👀
あっ、殺虫剤の話しなの? 今年はゴッキーが少なかった~😊
毎年夏になると、5匹くらいは踏んずけて殺してたけど、今年は0😁
そいえば、地球に人類が誕生するずっと前からゴッキーが居たんだって、どこかで聞いたことある👂 仲良く共存しなきゃいけないのかなぁ?💦 でも、オレはムリ💦
考えたら怖い話ですね。虫にも効くということは、人間にも効くという事だよね。
大量の使い過ぎには注意しなくては・・・。
年々暑さが厳しくなるけど、今年は異常。1週間家を空けて戻ると、リビングで大きなゴキブリがひっくり返って息絶えてました。ギョッ! ソファーの下にも一匹… こんなの初めて。今年はゴキブリにも厳しい暑さのようでした。
私の地域はゴキブリがいません。東京に戻ってこいといわれますが、ゴキブリの事も引っ越しを躊躇する理由のひとつです。どんなに綺麗にしていても必ず出ますよねゴキブリ。
共存なんてしたくなーい。
殺虫剤も確かに怖いけど、それで死んでしまったゴキの方がこわーーーい😱
ゴキブリを食べる習慣は世界各地にあります。食料が枯渇した極限状態で、ヒトを食うかゴキブリを食うか選択をせまられたら、後者にするだろうと思います。
死ぬか生きるかならね。💦
人を食べる話しは実際にありましたね。中学生か高校の時に本を読み、大人になって映画を見ました。サイコでもオカルトでめ無く真面目な話しです。
「アンデスのせいさん」とゆう話しです。興味のある方は是非。
あー、ゴキブリの話しだった~🤣