真壁仁の【峠】というこの詩が
私の人生の道しるべになっています。
ー峠ー 真壁仁 峠は決定をしいるところだ。 峠には訣別のためのあかるい憂愁がながれている。 峠路をのぼりつめたものは のしかかってくる天碧に身をさらし やがてそれを背にする。 風景はそこで綴じあっているが ひとつをうしなうことなしに 別個の風景にはいってゆけない。 大きな喪失にたえてのみ あたらしい世界がひらける。 峠にたつとき すぎ来しみちはなつかしく ひらけくるみちはたのしい。 みちはこたえない。 みちはかぎりなくさそうばかりだ。 峠のうえの空はあこがれのようにあまい。 たとえ行く手がきまっていても ひとはそこで ひとつの世界にわかれねばならぬ。 そのおもいをうずめるため たびびとはゆっくり小便をしたり 摘みくさをしたり たばこをくゆらしたりして 見えるかぎりの風景を眼におさめる。
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私は毎年、年始に取り替える新しいダイアリーの1ページにこの詩を書き記します。
そして…
また私の新しい人生の旅が始まります。
深い。生き方に真摯な重みを感じる。笑
自分って峠に立った事があるのだろうか?と自問してしまう。歩きやすい道ばかり選んで気分で行き先を決めて山のなかをさまよい続けているだけか。なんとも自慢出来る生き方ではない気がしてきた。
うん、
「のしかかってくる天碧に身をさらす」
カッコいい~⤴️ やってみよう。笑
峠でお弁当広げて摘み草したりばかりで住み込んだりしないように。真剣に進む道を考えよう。そんな気持ちになりました。
詩ってすごいですね!
良い詩ですね。(^^)
人生の紆余曲折、成功と失敗、挫折と希望。。。ふと、例え話思い出しました。
人生をハシゴ🪜に例えた話で、
ある人は🪜の真ん中辺りで危険を冒さずに無難に生きてる。
またある人は🪜の天辺まで登り更に爪先立ちで背伸びしなが夢を掴もうと必死になって生きてる。
またある人はそこに🪜がある事すら気付かずにいる。
人の生き様の例え話です。(^^)
自分はどうだったかなー❓何か、今まで来た道を振り返ってしまいました。良い詩をありがとう(^^)
大切な同級生と「峠」の詩を
共感できたことに心から感謝しています。
ありがとうございます。
私が最初にこの詩とであったのは
学校の授業でした。
その授業が、小学生なのか中学生なのか…
高校生だったのか思い出せません。
最近…物忘れのが激しい自分に残念です(>_<)笑
山の上下と書いて”とうげ”読む
日本にしか無い字だと聞いています。
日本人のセンスいいねー👍
小鳥が遊ぶと書いて”タカナシ”と読む名字があるんですって🤔
投稿者さん
この詩は高校の教科書に載っていたはずです.高校のとき일어(日語)の教科書が面目一新し,日本人の作品も扱われるようになったと記憶します.島崎藤村「小諸なる古城のほとり」もそのとき学びました.
LSさん、ありがとうございます。
やっと私の記憶が繋がりました。(^^)
「小諸なる古城のほとり」も覚えています。
クラスのベランダ側の一番前の方の席で
선생님から「峠」の詩の解説を考えてみなさいと言われて一生懸命自分なりの思いを巡らせました。
それから色々な作者の詩集を読んだことも思い出しました。
LSさんの記憶力…
心から尊敬します。(^.^)(-.-)(__)
「小諸なる古城のほとり」、それならば1年の時ですか?
1年のイロはとても面白かったのを覚えています。
毎授業毎に四文字熟語をひとつずつ覚えたり、「走れメロス」を朗読してくれたり、「一握の砂」も1年で習ったような記憶があります。
今知っている四文字熟語の8割は1年の授業で習ったと思います。笑
本が好きになったのは、「走れメロス」からだと思いますし。
ジンセンありがとう。🤣
過分な評価です.大した記憶力ではありません.実は真壁仁は覚えていたけど「峠」のほうは記憶になく,なぜか藤村の詩が思いうかびました.このブログは学生時代の記憶が補完してくれます.管理人にあらためて感謝!진짜 고맙다.
7さん,「ジンセン」とは오진생先生のことかと思われます.籠球部の監督だったはずです.わたしのクラスでも太宰治「走れメロス」を朗読されました.おととしの同窓会であえず残念でした.
同窓会の先生は高3時の担任の先生だけに絞って招待しましたので오진생先生は対象外でした。
そういえば、高1の担任をした조정재先生は同窓会に参加したくて、方々に連絡してましたが、丁重にお断りしました。
あ、授業の度にことわざも教えてくれました。
「馬には乗ってみよ、人には添うてみよ。」
人を毛嫌いしてはいけないよ、つきあってみなさい。って意味だったとおもいます。
40年以上経ってるけど、実践中です。笑
籠球部の監督のはずね。
はい、そのはずです❗🤣