最近、医師の患者への対応に関して疑問に思うことがよくあるんだ。なかでも最近気になるのが「老化」とか「高齢」という言葉が頻繁に使われる点。
先日のこと。関節の調子が悪くなかなか好転しない。この病院に行けば良くなるかもと「藁をもつかむ思い」で病院に通う。でもこれまでの治療の経緯や内容を話すと、決まって異口同音に返ってくるのが「老化」という言葉だ。
「老化現象だから気にしても仕方がない」とか、「もう高齢だから痛みと上手に付き合っていくしかない」と。
高齢者は痛みを我慢して暮らすべきなのでしようか。苦しんでいる人、しかも助けを求めて来ている人に対して、もっと優しい言葉や言い方はないんでしょうか。
高齢や老化現象だからといって、治療が無意味という事はないんだよね。たとえ元通りは無理としても、改善する可能性はどこかに必ずあるはず。それを見つけのが医師の本来の仕事じゃないの?
筋肉などはどんなに年をとっていても、上手に鍛えれば確実に増えたり強くなりますよね。実際に100歳を超えた寝たきりの男性が、寝たままでもできる筋トレを少しずつ続けた結果、立って歩けるようになったという話もあります。股関節の痛みも、骨が大きく変形していたり軟骨がすり減って無くなっていても、まわりの支持筋肉を鍛え上げることによって、関節の働きを補い痛みを緩和したり、動きを良くしたりする事も十分可能だとも聞いています。
百歩譲って、本当にどうしようもないほど病状が進んでいるとしても「老化」の一言で片づけてしまうのはいかがなものかなぁ。同じ説明をするにしても、言い方や言葉の使い方というものがあるのではないのかい?言葉はしょせん言葉、それで状況が変わるわけではないという人もいるでしょうが、私はそうは思いません。
言葉にはパワーがあります。使い方のひとつで相手に勇気や癒しを与えたり、逆に傷口に塩をすりこんだりする力があります。また人は年を重ねていくほど、他人の言葉を自覚し気にするものです。そんな時、医師や治療師からトドメでも刺すように「年だから」「老化ですから」といわれたらどうでしょう。まさに奈落に突き落とされたような気持ちになります。
「あきらめる必要はありません。少しでも体を動かしてみませんか。私も応援します」と、少しでも希望を持てるような、勇気をかき立てられるような言葉を使うべきではないのかなぁ。
ほんの少し言い方を配慮するだけで、患者の生活の質を防ぐだけでなく、自らよくなろうとする「治癒力」も高めて、病気の改善に好影響をもたらすことも充分に期待できます。
「病は気から」。治療する医師も十分自覚してくれよ!と思うこの頃です。
うん~うん~
まったくもって共感します~🙌
「アンチエイジング~」
この言葉も~ 少し眉唾もの~💦
医者の言っている事は間違いでは無い(かも知れない?)けれど、もっと別の言い方があるでしょう?と常々思っていました。馬鹿の一つ覚えじゃあるまいし…。
仮に、人から尊敬される職業のお医者さんが、痛みに耐えかねて助けを求めて来ている患者に、そっけない態度、あんまりでしょう?
自覚して欲しい。困っている人を救えるのは、あ・な・たしか、しないと言うことを。
相手を傷つけたり、不愉快にさせる言葉使いは、くれぐれもやめてくれー‼️そんな言い方、誰も幸せにできませんよ〜。お願いします。(^^)
医者になるための勉強は理科系と思われているけれど,実際はちがいます.暗記がほとんどです.難関の受験を突破しても,裏金をつんで合格しても同じことです.医師にもとめられるのは,器用な手先と人をいたわる優しい気もちです.