【学校だより】新年度初のトングラミの日ー川崎初級

きょうは新年度初のトングラミ給食の日でした。在校生にとっては久しぶりのトングラミです。

また新しく入園入学してきた園児生徒たちにとって、初めての給食体験になります。

調理場から賑やかな声と美味しい匂いがしてくるとみんな給食の時間がやってくるのが楽しみの様子でした。

トングラミの皆さんも新しく入ってきた、子どもたちのために腕によりをかけたスペシャルメニューを作ってくれました。

★きょうの献立です★
サバの竜田揚げ
ひじきサラダ
新じゃがそぼろ煮
しじみの味噌汁
フルーツ白玉
ウンゲのナムル

きょうはトングラミのボランティアの方が、本校の校舎横にあるウンゲの樹から葉っぱをとって、子どもたちのために美味しいナムル料理を作ってくれました。

ウンゲとは聞きなれない方がいるかもしれません。ウンゲとは朝鮮語で、日本語だと「ハリギリ」といいます。「針のある桐」の意味で別名を「センノキ」とも言います。ナムルにすると独特の苦みがしますが、これがとても美味です。

トングラミの皆さんは子どもたちに学校に植わっているウンゲの樹の意味について、とても大事なお話をしてくれました。

「これは先代の同胞の方たちが朝鮮に伝わるウンゲを植えて大事に育ててきました。食べると少し苦い味がしますがこれは「民族の味」です。皆さん、同胞の方々がみんなのために大切に育ててくれたウンゲを大事に感謝して頂きましょう。」とお話をしてくれました。トングラミの皆さんの心遣いに感謝です。

★子どもたちの感想です★
「ウンゲを始めて食べました。少し苦かったけど美味しかったです」
「サバの竜田揚げが美味しかったです」
「少し苦手だったひじきもちゃんと食べようと思って食べたらとても美味しかったです。」
「フルーツポンチがお母さんが作るデザートの味がしました」
「ウンゲの樹から美味しいナムルを作ってくれたと聞いてとても驚きました。でもすごく美味しかったです」
「きょうも美味しい給食をありがとうございました」

トングラミの皆さんは以前も学校の校庭にあるミカンの樹から美味しいデザートを作ってくれました。その思い出を今でも子どもたちは大切に覚えています。いつも子どもたちのために美味しい給食を作ってくれるボランティアの皆さんに感謝です。

今年度も一年間、宜しくお願いします。きょうはごちそうさまでした！！