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지영이는 보았다 その14

月が変わったある晩。チヨンの住居に何の音沙汰もなしに、ユミが突然訪ねてきた。ユミはビックリさせたかったと言いながら、酒とツマミをチヨンに手渡した。

二人は小さなソファーに座り、ユミのお土産で晩酌を始める。雑談の頃合いにユミは「내가 왜 다시 왔는지 궁금하겠지. 그리고 무슨 일을 하는가 의아해 하는것도 알아. 한마디로 쓸만한 사람을 공작요원으로 리쿠르ー트하는게 내 일이야.」 と重い話をサラッと言ってのける。これこそ驚きだ!

「아니 선배님이?」
「설명은 끝. 그래 넌 현장공작활동에 흥미가 많지?」
「있다마다요. 내근 자료분석도 정보분야에서 필요한 작업인걸 알지만…」

口籠るチヨンをユミはジッと見つめる。
「공작할동이 생각보다 쉽지 않거든.」と言いながらユミはこんな話しを小声で続ける。

生身の人間を相手にする工作での成功率は10%にもならない。金も労力もかかる割には代償が少ないどころか、全く無駄になる場合が殆どだ。まずは親しくなり自然なやり取りの中で情報を聞き出し、究極にはこちらの望むままに操れるように(人的資産)なれば大成功だ。近道と言うか有効なのはハニートラップだとユミは強調した。

チヨン黙ったまま頷く。
問題は対象が人的資産になった後。
「실례를 들어 적대국의 고위층을 꼬시고 정보수집을 계속할 때 어느 시점에서 그 가치가 떨어지겠지?」

対象が発覚、人事異動などで機密アクセス不可、それから出国などに依る。そうなった対象を継続して担当、擁護、金銭援助は出来ない。捨てるのだ。方法は二通りあるとユミは言う。

「우리 측이 손을 쓰는 처리와 또하나는 적측에 의도적으로 정보를 루설하여 배신자처리로 몰고 가는것이야. 세상이야 배신자문제보다 자국민을 청산한것이 더 센세이셔널하지. 보도도 그렇게 유도할거고.」

処理を敵の手に委ねる?咄嗟にチヨンはある衝撃的事件を連想してしまった
(マレーシア?!)

「교포상대야 그런 일은 없겠지만.」
ユミの話はまだ続く。
チヨンが戦慄するのはこれからだ……

          続く

1 COMMENT

ジェームズボンド

いよいよ지영이の本格的スパイ活動開始!?
28期の同級生をも巻き込んでの展開にハラハラドキドキ。
どうなって行くのか楽しみ。

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