지영이는 보았다(第2弾)その15

メディアや街のいたる処にクリスマスの文字が踊り、師走の喧騒が押し寄せ始めた頃、チヨンには思いがけない事が連続して起きる。

1つ目は、担当上司から呼び出され、大使館の窓がない部屋に案内されると「가게일은 다 배운것 같으니 당장 공작임무에 착수해」と命令されたこと。活動開始が前倒しになってしまった。

2つ目は、ハナの働きぶりや客受けの良さから、ママが遠回しに同伴や指名もとプレッシャーをかけてきたこと。そして3つ目が김への思いだがこれが困ったちゃんだ。

今更言うまでもないが、김の年齢はチヨンの倍だし彼女も最初から分っていたが、彼への思いは新たな領域へと手をかける。あの晩二人で行ったミュージックバーでの会話は、思い出し笑いを何度も誘発する。김の「작은 고추 맵다지만 난 작은데 안매워」 などの自虐ネタは可愛かったし、「넌 아니겠지만 다시 만나면 난 오늘보다 더 젊어지겠지」とサラッと言ってのけるスマートさがちょっと素敵だった。

いつの間にか〈愛に国境はない〉とか〈愛があれば年の差なんて〉なるクサい言葉でさえ、抵抗を感じなくなってるから厄介だ。再会後、覗かれを知らないまま続ける監視ごっこでチヨンは画面の向こう側に話かけるのが常態化している。

最近は怒鳴りちらしてばかり。「전화할게」と言ってたのに、何日が過ぎても김からは無しのつぶて。画面の김が再会前と変わらぬ日常を過ごしてるのが腹立たしい。

「연락해」が「얼른 내 전화번호 찍어」になり「너 죽고싶어」から「제발」と変わるから김は笑いをこらえるのに必死だ。チヨンから電話すれば簡単なのに自尊心が邪魔をする。でも我慢はストレスだ。遂にチヨンは電話をかけてしまう。

「はい、もしもし」、「오빠 안녕. 나 하나야.」、「에〜앗 , 아까사까의」、「아닌데」、「신쥬꾸에서 만난」、「짜증나, 전화 끊엇」、「농이야. 하나 전화 너무 반갑다.」、「오빠 지금 뭐 해?」、「너 생각」、「됐네요. 연락 기다렸다. 아주 많이」、「내 나이에 용기가 덜해서」、「아니, 나이가 뭐라고. 오빠 다음엔 언제 와?」、 「년내에 다시 갈게」、 「정말? 그리고 전화 자주 해」

電話を切ったあと김は無性に嬉しかった。(してやったり!)と自分を褒めたい程。
チヨンもウキウキだったが…

年の瀬、彼女の身には新たな魔の手が忍び寄っている。それはチヨンの人生をひっくり返す事になるだろう……

     第3弾へと続く